4月上旬大潮の週末、今シーズン初の潮干狩りに江戸川放水路へ行ってきました。時期的に水温低いながらもまずまずのお土産を確保できた一日をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
当日の戦略
水温がまだ低く、本来ならウェーダーがあった方が良い時期なのですが、今回は電車を利用するということで持ってきませんでした。というワケでアクアシューズ、短パン(海パン)でいざ参戦。
この日「本命」としていたホンビノス貝は膝まで水に浸かるような所に比較的多くいるので、体が冷えることでの体力の消耗を極力抑えるため、まずは干潟でも多く取れるアサリを狙うことにしました。
カキ殻エリアでアサリ
アサリは砂地よりもカキ殻があってちょっとドブ臭いような所にいる可能性が高いので、まずはそういったポイントを狙って掘っていきます。
狙いを定めたポイントを掘ると、予想通りアサリがでてきました。
アカニシ貝も発見
更にアサリを追ってきたアカニシ貝も高確率で確保。
このアカニシ貝、食味はサザエに似ていてとても美味。いつの間にかアサリよりアカニシ貝を中心に探すようになっていきます。
本命ホンビノス貝へ
アカニシ貝を探しつつ、いつのまにか「ついで」扱いになってしまったアサリ採りに夢中になっていると、いつの間にか時刻は干潮時刻30分前。だいぶ潮が引いてきた頃合いを見計らって、今度はホンビノス貝狙いで水に入ります。
しかし、いくら探してもホンビノス貝は見つかりません。「もっと広範囲を探れば」と思いつつ、寒さに耐えかねて一旦中断することにしました。
上流側でホンビノス貝発見
予想外に体が冷えてしまったため「このままやめようかな」なんて思ったりもしたのですが、15分位日なたで休んだら体力はだいぶ回復したのでちょっと上流方向に歩き、再度探ってみることに。
しかし、相変わらずホンビノス貝は見つからず、寒さで体力だけが削られていきます。「4月のホンビノス貝採りは過酷だなぁ」なんて思っていると、ようやく足の裏にそれっぽい手ごたえ、ならぬ足ごたえ!
ようやく本命1個!しかも私の拳ほどある大きなホンビノス貝を見つけることに成功しました。1個見つけると近くにかたまっていることが多いこの貝、期待を込めて周辺を探るも、その後は見つからず。寒さも限界に近付いてきたこともあって、この日は干潮時刻から1時間過ぎた12時に終了としました。