みなさんシーバスロッドってどんな感じで選んでますか?今回はあなたの住む地域をもとに、理想のシーバスロッドを選ぶ方法を解説していきたいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
地域によってルアーが異なる
まず全国的な標準のルアーってなんでしょう?これは色々と釣り人によって基準があるので一概には言えないのですが、概ね9~12cmのミノーと答える人が多いんじゃないかと思います。元釣具店勤務でしたので、なにが売れ筋かはある程度分かっているつもりですが、これはあくまで全国的に見た標準。
昔ぼくが住んでいた愛知県エリアでは9cm以下のシンペンやミノーが一般的でしたから、この全国的な標準(売れ筋?)にはあまりピンと来ませんでした。
都会は小粒ルアーが主流?
都会に近いほど河川や護岸は整備され、橋脚や杭、橋からの明かりなど人工的な魚が居つく場所が多く、魚がいる位置がある程度わかります。それに加え釣り人も多いので魚へのプレッシャーは高くなり、小粒のルアーを使うことが多かったのです。
しかし今住んでいる北九州では9~12cmのミノーを使う機会が増えました。これはあまり小規模河川が多くないことや、護岸整備されていないエリアに行くことが増えて、必然的に飛距離とアピール力が必要になったからです。
標準の”90ML”
となると、そのルアーを使う竿も必然的にかわってきます。恐らく最初の一本として選ばれる最も多い規格が”90ML”。
長すぎず短すぎず、一番中間の竿の硬さがこの90ML。これ一本で色々なルアーに対応できるのですが、悪く言うと特化していないのです。
都会では短竿が有利
護岸整備され水辺の近くまで降りられる都会では川幅も比較的狭く、アングラーと魚との距離が近くなります。
また、護岸には後ろが壁だったりする場所も多く長い竿では後ろに振りかぶることができなかったりするポイントも。橋が掛かっていてもその下の隙間が狭くて長い竿だと、アンダーキャストすらできないことも多いです。小場所が多いのが開発の進んだ都市部での釣りのひとつの特徴でしょう。
そのためオススメなのは標準の90よりもすこし短めな8ftクラス。なんなら7ftクラスでもいいです。短い竿ならキャスト精度もあがり、狭い場所でのファイトもしやすい。持ち運びも便利です。