冬の陸っぱり青物ゲーム リアクションバイト狙いハマチ2匹【和歌山】

冬の陸っぱり青物ゲーム リアクションバイト狙いハマチ2匹【和歌山】

2月5日、中紀衣奈漁港へ陸っぱり青物ゲームに行ってきました。トップは不発に終わりましたが、ジグでリアクションバイトを狙い本命2匹を釣り上げたので、リポートします。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・中野和哉)

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中野和哉

主に関西方面で釣りとキャンプを楽しんでます。対象魚は青物、トラウトが中心。たまに無人島や海外に遠征。

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ショア ソルトルアー

チェイスはあるが乗らず

まずはポッピングアクションとダイブアクションを織り交ぜ丁寧に責めます。しかし魚の反応は得られず辛抱の時間が続きます。

8時ごろになると足元に4cm程度のベイトの姿が確認できるようになり、ポツポツと釣り人も増えてきました。やはり地元のアングラーは時間帯を把握しているようで、青物の回遊への期待が膨らみます。

期待とともにキャストとアクションを繰り返すこと1時間。ポッパーの後ろにモヤモヤと波が立ちチェイスする姿が確認できました。しかしバイトまで持ち込めないので、食わせの間を長めに作りルアーをよく見せることを意識します。

するとこの作戦が功を奏し、2度水面を割りましたが乗りません。やはりベイトが小さいため捕食の時の吸い込みも弱くなっているのかもしれません。

ここからはチェイスやアタリもない時間が続いたので、気分転換にミノーをキャストすると、飽きない程度にダツが遊んでくれました。

冬の陸っぱり青物ゲーム リアクションバイト狙いハマチ2匹【和歌山】気分転換にダツと遊ぶ(提供:WEBライター・中野和哉)

リアクション狙いハマチ

ポッパーに乗り切らない事を踏まえて、フックサイズの交換も考えましたが作戦変更です。大きめのメタルジグを使用し、リアクッションバイト狙いです。

リアクションバイトは突発的なルアーの動きに対して反射的に魚に口を使わせる方法です。マッチザベイトの釣り方とは真逆な釣り方なので、低活性時やマイクロベイトパターンの時にも効果的です。

80gのメタルジグに変更しワンピッチジャークでボトムから表層までを一気に駆け上がり、再びボトムまで落とすを繰り返します。そして、時々スラックを作り食わせの間も少し織り交ぜます。

しばらく繰り返すと中層付近、ジャーク中にロッドをひったくるアタリが手に伝わります。改めて『何度味わっても青物の引きには心が踊るものだ』と思いつつ慎重に寄せていきます。

寄ってきた姿を確認するといい所にフッキングしていたので、そのまま抜き上げです。そして直ぐにフックを外して再びキャスト。

冬の陸っぱり青物ゲーム リアクションバイト狙いハマチ2匹【和歌山】50cmほどのハマチをキャッチ(提供:WEBライター・中野和哉)

先ほどチェイスがあった時の時合いが短かったため、次の回遊も短いであろうと予想していました。そしてすぐにキャストしたことにより、同じパターンでもう1匹追加できました。

胃袋からは4cmほどのベイトが

その後アタリが遠のいたのでハマチの処理です。釣れたのは50cm前後の綺麗なハマチです。おいしくいただくためにも、今回の狙いが合っていたかの確認のためにも、血抜きと胃袋チェックです。

胃袋を確認すると4cmくらいのベイトを捕食していました。マイクロベイトパターンです。今回の様に作戦を立て、予想しながら手にしたハマチ、やはり嬉しさも格別です。満足し処理も終わったところで今回は納竿としました。

冬の陸っぱり青物ゲーム リアクションバイト狙いハマチ2匹【和歌山】胃袋から出てきたベイト(提供:WEBライター・中野和哉)

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