良型多点掛け続出
左隣で竿を振る佐々木勝昭さんもパラソル級を取り込んでいる。「沖釣りが大好きで、一昨年こちらにマンションを購入、1週間のうち五日は船の上だよ」とのこと。釣り三昧が何ともうらやましい話だ。
左舷トモで竿を振る田辺克也さんが一段と釣果を伸ばしている。良型のトリプルを手に「アタリを捉えたら、即、シャクリを入れて積極的に掛けにいっているよ」とコメントしてくれた。
船中大満足の結果に
ほとんどが肉厚良型で、誰もが満足のうちに11時半の沖上がりを迎えた。船中の釣果は21~50cmが2~20尾。
同沖の群れは濃く、サメやサバの少ない日に恵まれれば、多点掛けの連チャンも夢ではない。次回に期待しながら帰路に就いた。
暖かくなるにつれて可波崎~鹿島沖のヤリイカは浅場に上がってくる。時には水深50mまでやってきて、ほかのエリアではできない手返し&釣趣で数釣りを堪能できる。週間釣況欄などをこまめに見て、群れの動きに注意しておこう。
<週刊つりニュース関東版 APC・大村隆/TSURINEWS編>