大阪南港へメバリングに出かけた。事前のルーティーンで風速と海水温確認し、シビアだとは承知の上。しかし今回はあるひとつの思いがあり、それを実践したかったのだ。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
シビアなときこそ狙いを絞る
海のコンディション、魚の密度、全体的な活性、そのシーズンの雰囲気。とにかく海が「いつも通り」でないことは、よくある。何年も前の、あるいは直前のシーズンのイメージに縛られていると、現に今目の前にある海に合わせた釣りができない。
シビアなときは事前にイメージを練り、狙いを絞った方がいい。筆者は今シーズン、メバル10匹という「いつも通りの数釣り」をついにやっていない。そこで考えたのが、「確実に釣ろう」ということだった。今年の状況から見た傾向と、ここでしか釣らない、このリグでしか釣らない、という自分の中の決め込みを合わせて釣ることが、釣果を呼び込んでくれた。これはこれで手ごたえがある。
メバルなんて簡単だと舐めてかかるようでは、アングラー失格かもしれない。こういう難しいシーズンだからこそ、感じることがある。今回もいい釣りができて満足した。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
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