冬季の「氷上ワカサギ」で有名な福島県耶麻郡にある桧原湖。ワカサギ釣りの名手で、バリバステスターの平久江洋和さんに、同湖の攻略法とオススメタックルを紹介してもらった。
(アイキャッチ画像提供:バリバス )
桧原湖ワカサギ釣りタックル
タックルは、竿が公魚工房ワカサギ穂先「ワークスリミテッドMAXIMUM SPEC‐VAR‐MAX299」。2:8先調子でフッキングがスパッと素早く決まる。次々と群れが入ってきて、ポンポン掛けていくようなときにはこのモデル。
一方、食い気がなく散発だったり、アタっても掛からないような低活性のときは「ワークスリミテッド桧原MAX319燻銀LTD」へチェンジ。3:7調子のレギュラーファーストで軟らかい穂先は、当歳魚の小さなアタリも増幅。視認性のいいティップカラーと相まって、はっきり目感度として重さが伝わる。掛かったあとは竿先がナチュラルに入り込む激シブ対応の「桧原という名を冠する最高の1本」と話す。
電動リールに巻くミチイトはPE0.15号、エステルなら0.3号。オモリは5gメインに4~6g。
桧原湖ワカサギ釣り仕掛け
仕掛けは、「桧原V‐spec七本鈎(ミルキーピンク玉)」の新秋田狐かねり鈎1号が基本。白色に比べ少しピンクがかったミルキーピンク玉は、紫外線をより反射。マヅメ時や氷上、深場といったあらゆる状況でワカサギにアピール。ケイムラのように発光しないので、よりナチュラルにスレた魚にも効果的。
また、高活性のときは金鈎仕様の「桧原G‐spec」がお勧め。どちらもナイロンハリス仕様から釣りを組み立てるが、とくにワカサギが大きいときにありがちな、居食いしてすぐエサを吐き出すようなときは、「極細フロロ」に交換。ハリスが細いぶん、自然な誘いで違和感なく長い時間、エサ(ハリ)を吸わせることができる。