遠州灘のサーフをメインに釣行している私にとっては、この時期に釣果を得ることは簡単ではない。ということで新年初釣行は1月2日、静岡県の御前崎港でライトゲーム。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・高木孝)
御前崎港でデイメバリング
1月2日、静岡県御前崎市の御前崎港へメバリング釣行。新しい年を迎えての初釣行は、一年を占うというほど大げさなものではないと思うが、できれば釣果を得たいと思うのは私だけではないと思う。
浜岡海岸でのサーフゲームは寒ビラメに期待していたのだが、西高東低の冬型の気圧配置となったこの日は、西寄りの風が10m以上吹く状況で西からの流れも速く、全く気配を感じられず1時間で終了。それでも澄んだ空気のなかで、きれいな日の出を見ることができたことを収穫に、メバルを狙って御前崎港に移動した。
ライトゲームの魅力は釣果に恵まれやすいこともあるが、足場のいいポイントで手軽にルアーゲームを楽しめることだと感じている。この日は風が強い日ということもあり、防寒対策をしっかりして午前8時から2時間の予定で、デイメバリングを楽しむことにした。
デイゲームはボトム狙いに徹する
私は昼夜問わずメバリングを楽しむが、ナイトゲームではプラグを使って広範囲を探り、デイゲームはワームを使ってボトム周辺を探ることで反応を得ることが多い。
この日も1gのジグヘッドにストレート系のワームを装着して、キャストを開始した。沖へフルキャストしたい気持ちを抑えて、堤防沿いの日陰となるポイントへキャストして、ボトムまでフォール。ロッド操作を加えながらのスローリトリーブに、フォールアクションを加えながら誘うと、狙い通り反応を得た。
狙い通り20cm級ヒット
メバル以外にも釣れる魚が多いため、ヒット直後は何の魚がヒットしたのかと思ったが、ロッドをたたくような小気味良い引きで楽しませてくれたのは、20cmクラスのメバルだった。
幸先良く良型のメバルをキャッチしたのだが、10m以上の風が邪魔をして思うようにワームを操作することができずに大苦戦。それでも飽きない程度の反応で同サイズのキャッチ。予定していた2時間が経過したところで太陽が高くなり、堤防沿いの影がなくなったためこの日の釣行を終えた。