岸和田一文字から「クリスマスカレイ」と呼ばれる冬の風物詩の情報が入ってきた。1月11日、ラストチャンスに賭けた釣行の模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・伴野慶幸)
カレイのラストチャンスに賭ける
昨年12月下旬からの寒波到来で外気温も海も一気に様がわりしたこの冬、釣り物もガタッと減ってシーズンオフに入ったが、岸和田一文字から「クリスマスカレイ」と呼ばれる冬の風物詩の情報が入ってきた。
良型交じりのカレイの数釣りが楽しめるものの、釣期は1か月足らず、釣れるポイントもごく特定の場所だけと、知っている人だけが得をする情報戦の釣り。乗り遅れてなるものかと1月11日、冬季のラストチャンスに賭けて釣行した。
岸和田渡船で情報収集
岸和田一文字に渡しているのは忠岡漁港に乗船場と受付事務所がある岸和田渡船。岸和田渡船の場所と乗船手続きなどは、ホームページに詳しく記載されているので、初めて釣行される方や不慣れな方は、是非とも目を通していただきたい。駐車場もエリアが指定されているので注意が必要だ。
強風で波も高い日々が続き、不安定な天候のおかげで、当日の始発便は6時に繰り下げ。ただでさえ短いカレイの時合いを逃してしまうのではという不安を抱きつつ、受付事務所で情報収集。
カレイ釣りのポイントを聞くと、「カレイは沖の北のほうが釣れているが、ポイントは特定の場所に限られている。旧一文字でも船着き場3番から4番のあたりでパラパラ釣れているので、沖向きに30mぐらい投げて、釣れたらそこにもう一度投げるように」とアドバイスを受けた。
タックルとエサ
岸和田渡船からは、カレイの投げ釣りは、1人あたりサオ3本までの制限と、オモリは30号以上を使用するよう告知されている。
私のタックルは、投げ釣り用のサオにスピニングリール、ミチイト5号、チカライト5~12号、スパイクテンビン30号の組み合わせで、ミキイト4号にハリス2.5号、カレイ専用バリ12号の自作の2本バリ仕掛けを用意した。
エサはマムシ、青コガネ、アオイソメを併用したが、後に他の何人かの釣り人に聞くと、食いが立っている時はアオイソメだけで十分とのことだ。