潮もよく魚の気配もあるのに、釣れない状況が陸っぱりライトゲームにもある。そんな時に筆者が実践している打開策を紹介していこう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
4. メタルルアーの活用
ジグ単が通用しないと思ったら、スパッとメタルに切りかえるのも良い。1g程度のマイクロメタルジグだ。マニュアル操作のジグ、バイブレーションタイプのジグの2つを持っていると心強い。どちらもただ巻きで反応する。
これはカラーに関しては、魚の方であまり問わない様子である。ただ傾向からいえば、メバルにはチャートが特別に効くようだ。巻き出し直後に反応し、また1回目のアタりを乗せ切れなくても2回目くらいまでは続く。おそらくそのカラーやハリのティンセルが、メバルのよく利く目にアピールして魚を集めるのだろう。
奥の手を作っておこう
ワームカラーは「紫」、ニオイつきワーム、ジグヘッドでのアピール、そしてメタルというオプション。そのような特色や奥の手を2段階、3段階と用意しておくと、シビアコンディションを打開できる。
ただ、あまりそのアイテムを信じすぎて「ラスト1投」を「100投」やってしまっては、それはすでに奥の手でもなければ、魚をスレさせるばかりでよくないのだが。
とにかく「かわったことをやる」と魚は反応することが多い。アピールを大きくするだけでなく、逆に小さくするのもアリだ。非常に小さなクリアワームでどこまでも軽量ヘッドにしたり……と。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>