11月23日、静岡・沼津にある海上つり堀まるやへ釣行。食い渋り時の攻略法とともに、当日の模様をレポートしましょう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
食い渋り時の攻略法
食い渋り時の攻略法をいくつか解説します。
1. こまめに誘う
食い渋り時に大切なのが、こまめに誘いを入れることです。エサを動かすことによって、魚の興味を引いて食い気を促します。ただ投入しておくだけではなかなかアタリが出ないこともあるので、積極的に誘いを入れるようにしましょう。
2. エサを工夫しよう
食い渋りでは、食い込みやすい柔らかめのエサや変わりエサが効果的です。今回の釣行の際、食い渋りにも関わらず隣のイケスでは着色したササミでマダイが爆釣していたようです。
3. アタリが無ければエサ切り
しばらくアタリが無いのであればエサ切りをしましょう。仕掛け回収時にハリからエサを落とすことで魚を寄せ、これを繰り返していくことで厳しい状況でもアタリを引き出しやすくなります。
放流後も活性上がらず
放流タイムになり、まずはマダイとシマアジが投入されました。
この日は珍しいことに放流後も活性が上がらず、なんとか1匹だけマダイを追加したのみ。続いて青物が放流され、しばらくすると活性が上がってイケス全体で青物が釣れ始めます。同行した父親が1匹、筆者は2匹のワラサをキャッチしましたが、残念ながらブリはキャッチできずに時合が終了…。
イケス外でカワハギ
青物の時合が終了するとイケスの中は完全に沈黙してしまいました。誘っても反応は得られず、エサをローテーションしてもアタリはありません。
そこで、イケスの外でカワハギを狙ってみることに。まるやのイケス周辺では様々な魚が釣れるので、イケスの中が厳しい状況でもイカダ釣りで楽しむことができます。船のカワハギタックルに自作仕掛けの組み合わせで底付近を狙うとエサが綺麗に取られました。
エサをつけ直し、仕掛けをたるませてから聞きアワセを入れると狙い通りヒット。良いサイズのカワハギをお土産にできたので満足です。魚の数が少ないようなので集魚板をつけて誘うも1匹追加できたのみでした。
ラストにマダイを追加
釣り終了時間が迫る中、そろそろ仕掛けを片付けようか考えていると突然ウキが沈みました。釣り終了時間の直前でしたが、嬉しい3匹目のマダイをキャッチ。
すぐにエサをつけて再投入すると、今度はシマアジがヒット。しかし、痛恨の口切れでキャッチすることができずに釣り終了時間を迎えました。