11月1日、再びシーズンを迎えた兵庫・明石沖のマダコ釣りに出かけました。バラシもありましたが、良型6杯をキャッチした釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山明)
最終釣果&展望
まあ、バラシ4回もありましたが、200~800gを6杯の釣果でした。乗ってはきているので、ポイントをしっかりと押さえていけば、朝の潮止まり前後の短時間釣行でも、10杯は釣れるでしょう。それも、600g以上の中型をそろえると、とてもよいおみやげができます。
夏の数釣りとは違い、初夏の5月同様に型物が出てくる秋も狙いです。大食漢のマダコは、水温の下がる越冬の前にしっかりと食べるはずです。低水温は特に苦手ですので、釣りとしては越冬前のチャンスです。
ボートではタモを使えますので、できるだけタモですくい、タコを落とさないように取り込みましょう。ポトンと落とすのは、顔を見ているだけに一番悔しいです。
そして、タコはいつでもどこでも脱走します。イケスに入れるのも網袋は必要で、私は四角いタコホイホイというのを使用していますが、これは便利で安全です。
タコの炙りが絶品
美味しい明石のマダコは、湯がいて刺し身が一般的ですが、煮付け、天ぷら、唐揚げ、塩焼き、タコ飯と、何でもこいです。が、夏に大発見したのは「タコカレー」でした。旨みが出て、カレーが何ともいえない美味しさになります。
今回の発見は「炙り」。前日にサワラの80cm近い型物を釣っていて、タコの足も生のままサワラと一緒にバーナーで炙りました。最初は半信半疑でしたが、試しにタコを炙ると、いや、美味い。サワラも美味いがタコも美味い。瀬戸内の本サワラに明石タコ、秋の味です。
釣りは面白く、食べて美味しい。これから本番の秋タコ。正月用は干し物や冷凍保存で、ぜひ保存しておいてください。タコ釣りは、必ず家庭で喜ばれますよ。
<丸山明/TSURINEWS・WEBライター>