秋の最盛期を迎えている神戸・「和田防波堤」へ2週連続で出かけた。日中のノマセ釣りは撃沈…。しかし、電気ウキ釣りで40cm前後の大サバをキャッチできた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・伴野慶幸)
翌週も和田防で39cm大サバ
物足りなかった思いが募り、翌週の10月31日にも和田防に釣行した。前回の釣行同様に、夜明けまでは電気ウキ釣り、夜明け後はウキサビキ釣りで活きエサとなる小アジを確保してから、青物狙いのノマセ釣りに転じようと作戦を立てた。
今回も繰り上げ出船となった河内渡船の3時40分の始発便で和田防に渡った。電気ウキ釣りでは前回釣行の経験が生きて、大サバ39cmを仕留めた。
珍客グレも登場
しかし、ウキサビキ釣りが全くダメで、珍客のグレ24cmが掛かってきたにとどまった。
本命のノマセ釣りに進めず、またも不完全燃焼の釣行に終わったが、この日はルアーマンがサワラを仕留めたり、別の場所では常連がメジロを上げたりと、青物の回遊は続いていたので、小アジの回遊が復活すれば、自分にもチャンスがあるだろうという思いを抱いた。
渡船利用はマナーとともに
今回利用した河内渡船は、多くの常連から寄せられる日々の生きた情報のほか、ホームページも充実しており、フィッシングマックス神戸ハーバー店とも協力関係にあるので、情報収集や下調べには事欠かない。
大阪湾の沖波止は全域で義務付けられている救命胴衣の着用に加え、今年は新型コロナウイルスへの対応を掲げており、乗船客にもマスクの着用を呼び掛けている。大半の釣り人はこうした良心的な取り組みを理解して、乗船時にも協力的な姿勢を見せていた。
しかし、一部では深夜未明に店の前で大声で騒いだり、平気でマスクも着用せずに乗船したり、船長の指示にも非協力的な、我関せずの利用客がいたことは情けない限りだった。青物フィーバーで釣り人は増え、出船は深夜未明の前倒しとはなっているが、渡船は利用客が自己責任を負う前提で成り立っている共同作業。マナーを守った渡船利用をお願いしたい
<伴野慶幸/TSURINEWS・WEBライター>