秋の波止は小物天国…ですが、実は場所によってはブリやヒラメ、スズキなど大物と出会えるチャンスも。そんな大物狙いの釣法「飲ませ釣り」を紹介します。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)
飲ませ釣りの注意点
魅力いっぱいの飲ませ釣りですが、難点もいくつかあります。
1つは荷物が多くなることです。現地でエサを釣るなら、小魚を狙うためのサビキ釣りなどの釣り具が必要です。さらに、それとは別に飲ませ釣りの道具を持参する必要があります。また、波止の上で小魚を活かしておくための、電池式のブクを付けた活かしバケツやバッカンも必要です。
もう1つは、現地でエサとなる小魚が釣れなかった場合のリスクです。エサがないので、周りにどんな大きな高級魚がウロウロしていても指をくわえて見ているしかないのです。この事態を防ぐには、現場近くのエサ店などでサビキ釣りで釣れている小魚の釣況確認などが必要で、あまり釣れていない場合には、エサ店で活きた小魚を購入していくという手もあります。
いずれにしても秋の波止は小物天国でもあり、大物、高級魚天国でもあります。意外な近場、穴場で意外な大物や高級魚が飛び出すことも多いのが飲ませ釣りです。この秋はぜひ、飲ませ釣りでどーんと食卓を飾ってくれる大物を釣り上げましょう!
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>