大原沖『カットウフグ釣り』好調 遊動式仕掛けで本命21匹【孝栄丸】

大原沖『カットウフグ釣り』好調 遊動式仕掛けで本命21匹【孝栄丸】

9月1日に解禁し、連日定量早上がりが続いている大原沖のショウサイフグ。10月4日、孝栄丸に乗船し、遊動カットウ仕掛けで21匹を掛けた釣行をレポートします。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・尾崎大祐)

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尾崎大祐

埼玉県在住。二児のパパで趣味はサラリーマン。釣りをはじめとした食材採取に全精力を注いでいます。

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船釣り エサ釣り

孝栄丸にてショウサイフグ釣り

当日は朝3時半集合で4時出船です。いくら大原は朝が早いとはいえ、ショウサイフグ釣りでのこの時間は早すぎでしょう…と思いつつ、同時に定量(80匹)での早上がりが続いていた現状も考えると「今日は今まで経験したことのない釣りになるんじゃないか」と、密かに期待をしていたのですが…。

朝、常連さんの話によると、今週底引き船が入って群れが散ってしまったとのこと。一抹の不安を残しての出船となりました。

大原沖『カットウフグ釣り』好調 遊動式仕掛けで本命21匹【孝栄丸】この日は3時半集合(提供:WEBライター・尾崎大祐)

1時間ほど走ってポイントに到着。ポイントにはすでに船団が形成されています。辺りはまだ真っ暗なので、釣れる気はしなかったのですが、船長の「はいやって」の合図でスタートすると、暗い海でも船中でフグがポツポツ上がります。この状況を見て「不安は外れた」と一瞬思ったのですが、すぐに船中のアタリは途絶えました。この後、船は移動を繰り返すことになりました。

ようやくポイント発見

移動を繰り返すもなかなか良いポイントを見つけられません。船は4回目の移動を始めました。すると移動中、船長が突然フルスロットル。船中の皆さんも全員がピンときたに違いありません。

船の進行方向には船団が形成されており、本船もこれに紛れ込みます。船長から「はいやって、べた底で空アワセ入れて、すぐエサ取られちゃうよ」とアナウンス。入れ掛かり…、というワケではありませんが、ようやく「大原沖のショウサイフグ釣りにようこそ」という雰囲気になってきました。

大原沖『カットウフグ釣り』好調 遊動式仕掛けで本命21匹【孝栄丸】ようやく船上に活気が…(提供:WEBライター・尾崎大祐)

周りを見渡すと、釣れない時にいろいろと悩んでいた、オモリのカラーも特に関係なく釣れている様子。しかしながら、やや食いが渋るとお隣の常連さんが付けていた、アオヤギカラー(オレンジ)に分があるように思えたので、次回は忘れずこの色も持ち込んでみようと思います。

中~大型主体に21匹

8時半頃から釣れはじめ、納竿時刻までの2時間半は、コンスタントにアタリを取りつつ合計21匹でした。後に船宿のHPを確認したところ、当日は1人10~30匹とのこと。

ショウサイフグの型も小型は少ししか交じらず、私は小型が5匹で残りは中~大型とお土産には十分の釣行となりました。

大原沖『カットウフグ釣り』好調 遊動式仕掛けで本命21匹【孝栄丸】船中では10~30匹(提供:WEBライター・尾崎大祐)

連日上がっていたトラフグこそ、この日は顔を見せてくれませんでしたが、ゲストもお決まりのガンゾウビラメを中心に、マダコ、カワハギ、ハナダイが上がり、皆さんの桶は賑やかでした。

大原沖『カットウフグ釣り』好調 遊動式仕掛けで本命21匹【孝栄丸】ガンゾウビラメなどがゲスト(提供:WEBライター・尾崎大祐)

気付けば青空が広がっており、海況もベタ凪。冷や汗の前半戦では気付くことはできませんでしたが、納竿後、ようやくこれに気付いてホッと一息。大原港までのクルーズ、海風が最高に心地良かったです。

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