東京湾で大ブレイク中のテンヤタチウオ。今回は、オーナーばりスタッフの今永航汰さんが浦安・吉野屋から出船し、本場関西で磨いたテクニックを披露してくれた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース・関東版編集部)
連発タイムに突入!
このあと、誘いのリズムがハマると連発。即アワセを入れるとガツンとフッキング。大型の引きに電動リールが唸りを上げる。中盤、タダ巻きへの反応が鈍くなると、アクションをつけながら止めたあとのフォールにアタリが多くなる。ミチイトをフケさせたり、竿先を持ち上げる食い上げで徐々にサイズアップ。1尾、また1尾と抜いていく。取り込みは竿で抜き上げるのではなく、必ずリーダーをつかんで行うように。そうすることで、不意にタチウオからテンヤが外れても自分や隣の人にぶつかる事故を防げる。
◆ワンポイントアドバイス◆
抜き上げはタチウオが落ち着いたタイミングで、口を閉じたときに行うとバレ防止につながる。
指8本級『スーパードラゴン』浮上
途中、岩渕船長から船宿常備の脂の乗った大羽イワシを使うようアドバイスを受ける。頭を落としてテンヤに装餌。
すると、船長の言葉通り指7本や8本に迫るスーパードラゴンサイズがアタって重量感ある引き込みや、急に上へ泳ぐトリッキーな動きに電動リールと体全体を使ってやりとり。
ここで、無理に巻き続けると身切れによるバラシにつながるので要注意。「いや~、東京湾スゴいですね。来た甲斐がありました」と、最大130cmを手に嬉しさを隠しきれない様子。コンスタントに数を伸ばして14時に沖あがりとなった。