今回は、釣り用の手袋「フィッシンググローブ」の種類と使用メリットを紹介。冬の保温効果だけではなく、その他にも釣りをする上で重要な役割があるんです。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)
グローブ使用のメリット4選
釣り用のグローブをするメリットはいくつかあります。順に紹介していきましょう。
1.ケガ防止
長袖のウェアで、手にグローブを付けると露出部分がグッと減ります。釣り場は磯釣りなどはもちろんですが、波止釣りなどでもコンクリートの起伏や突起物がたくさんあります。そんな場所に不要に手をついてしまうのはケガのもとになるため、薄い素材のグローブを付けるだけでも安全度は増すでしょう。
2.魚が滑らない
素手で魚を触ると、体表面から出てくる粘液で滑ってつかみにくいことがよくあります。グローブを付けると滑りにくくなるためしっかりと魚をつかむことができます。しっかりと魚をつかむことでトラブルを減らし、手返しもよくなります。
3.日焼け防止
年間を通じて野外での活動が前提となる釣りに日焼けは付きもの。顔や首筋、腕など露出部分には気を付けているけれど、手の平や手の甲、指なども実はかなり日焼けするのです。その点、グローブを付けている部分は日焼け防止になります。
4.力を入れやすい
グローブをしていると、竿やリールのハンドルを滑らずに持てることでしっかりと力が入ります。また、竿を強く握ることで手の平にマメができたり、酷い時には皮がめくれたりすることがあります。グローブをしていると、そんな手の平のトラブルも防ぐことができます。
季節に合ったグローブを
夏や秋の暑い時期でも、釣り用のグローブを使用していただきたい理由を紹介してみました。冬場には冬場の、夏には夏に向いたグローブの素材や形状などがあります。安価なものでも良いので、グローブを有効利用して快適な釣りライフを送りましょう。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>