ヘラブナ釣り初心者入門 マッシュベース両ダンゴで大型狙い(第11回)

ヘラブナ釣り初心者入門 マッシュベース両ダンゴで大型狙い(第11回)

野釣りの大型ヘラ狙いでは、「春の乗っ込み」「梅雨の増水」「秋の荒食い」とチャンスがあります。今回は初心者でも釣りやすい『マッシュベースの両ダンゴ』を解説。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・土屋ナオト)

アバター画像
土屋 ナオト

4歳の時に祖父に連れられ近くの池で鯉釣りをしたのがきっかけで釣りが好きになり、その頃から毎週の様に釣りに連れられ、小学1年の時にへらぶな釣りの釣り人がカッコ良く見え、地元の池のおじさん達に教えてもらいへらぶな釣りに没頭し始める。今は管理池から野釣りの大型狙いまで詩季織々の釣りを楽しんでいる。今後の目標は『へらぶな釣りの楽しさを伝えていける釣り人になる』

×閉じる

ヘラブナ釣り 淡水の釣り

釣れない時の対処法

では次に、釣れない場合の状況別対処法を紹介します。

アタリがない

1.寄せを意識し、トップ先端まで沈む間に動きがなければエサ切りし、エサ打ちペースを早めていく
2.ゆっくりと馴染むように、エサに手水を打ち使用する
3.ウキ、ハリなどをサイズダウンし、スローに落下させアピール力を高める
4.タナをウキ1本ずつ深くしていく (サオいっぱいまで)
5.他の場所でモジリがある場合などはポイントを変更する

カラツンやスレが多い

1.しっかりエサの重さが表れている位置(トップ先端付近)でのアタリに的を絞る
2.エサのサイズを一回り小さくしていく
3.タナをウキ1本浅くする
4.ハリスを上下5cmずつ短くする

ジャミなどでエサが持たない

1.エサに押し練りを加え粘りを出す
2.ハリをワンサイズ大きくする
3.ハリスを5cmずつ短くする
4.エサのブレンドに尺上100ccを加え粘りと重さを出す (水量50cc増)

以上がタックルとセッティング、釣り方になります。

ヘラブナ釣り初心者入門 マッシュベース両ダンゴで大型狙い(第11回)どでかい野ベラをゲットしよう(提供:WEBライター・土屋ナオト)

想い出の1匹を

両マッシュベースの宙釣りは昔からある釣り方ですが、野釣りの大型には効果的で実績のある釣り方です。近年はタックルやエサも豊富で、昔のように難しい技は必要なく、簡単にマッシュエサも調整できるので、気軽に試してもらいたいです。

水面に映る紅葉。抜群のロケーションを見ながら深場から上げてくる超大型は思い出に残る1匹になること、間違いないです。ぜひ、自己記録更新の1匹と出会いに、野釣り場に訪れてみてはいかがでしょう?きっと、大満足の釣行になると思います。

ヘラブナ釣り初心者入門 マッシュベース両ダンゴで大型狙い(第11回)美しい風景も魅力(提供:WEBライター・土屋ナオト)

<土屋ナオト/TSURINEWS・WEBライター>