いよいよ秋磯の楽しいシーズン。エサ取りをかわして良型の尾長グレを狙う釣法が「本流釣り」だ。今回はそんな本流釣りのヒットポイント4選を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)
ウキの残存浮力を残す
攻めるポイントが決まれば、後はそれに対応した仕掛けを考えていけば良いのだが、本流釣りではすぐにウキを沈めて釣りを組み立てる人をよく見かける。私の場合、基本的にG2程度の残存浮力を残したウキを使用するようにしている。
これはフカセ釣りの基本である、さしエサとまきエサの同調を念頭においたもので、できるだけまきエサでグレを浮かせて浅ダナで食わせることを考える。
浅ダナ狙いの基本
タナが2ヒロや3ヒロで食ってくる好条件にも関わらず、わざわざ最初からウキを沈める理由が見当たらないからである。浮力がG2程度のウキであれば、本流の潮の抵抗で仕掛けがなじむと同時に、ウキは自然と海中へ引かれて沈んでいく。よほどの外的要因がない限り、0や0α浮力のウキを使う必要はないと考えている。
たとえ、本流釣りであっても状況に応じたポイントを選び、まきエサとさしエサを同調させてグレを食わせる。この基本は何らかわるものではない。
<兵頭良弘/TSURINEWS・WEBライター>