今回はオススメの切り身エサを紹介。スーパーで購入した魚や釣ってきた魚を利用すればサイズや身の硬さを自分好みに調節でき、市販の切り身エサよりもお財布にやさしいことが魅力です。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
オススメの切り身エサ4選
筆者のホームである静岡県中部エリアでは、タチウオやカマスなどの切り身エサに反応する魚が狙えます。今回は、スーパーで購入した魚や釣った魚の切り身エサを自作して実釣した使用感などを解説したいと思います。
食い込みやエサ持ちはもちろん、入手のしやすさも考慮し、静岡県中部エリアでオススメの切り身エサ4種をピックアップ。
1. サンマ
サンマは静岡県中部エリアのみならず、全国的にも王道の切り身エサです。食い込みやエサ持ちのバランスがとても良いので使いやすく、塩で締めればエサ持ちがさらに良くなります。スーパーで販売されている冷凍、解凍サンマが安くてオススメです。
2. カマス
カマスは静岡県中部エリアではとても人気の高い釣りのターゲットで、シーズンが始まると初心者でも簡単に釣ることができます。実は、釣ったカマスを切り身にするとタチウオが好反応を示すことも。もちろん、他の魚種にも効果的です。
場合によっては、カマスの切り身でカマスが釣れてしまうこともあるほど。皮がしっかりしているのでエサ持ちが良いですが、身は軟らかいので食い込みも優れています。身の水分量が多いので、塩で締めてから使用すると使いやすいです。
3. キス
キスはちょい投げ釣りで狙えるお手軽ターゲット。切り身エサで使用してみたところ、夜釣りのタチウオが好反応。エサ持ちは抜群で、身も皮も白いので暗闇でもアピール力があり、夜釣りではカサゴがヒットしました。投光器を使ったタチウオの垂らし釣りなどにも最適だと思います。
4. コノシロ
静岡県中部エリアでは、コノシロが冬になるとサーフに大群で押し寄せてくることがあります。コノシロの接岸時には、それを狙う大型青物も姿を見せます。簡単に捕獲できるので切り身エサにしてみたところ、皮がキラキラと光ることもあってか、カマスやタチウオ、根魚はもちろん青物まで食いついてきました。皮はしっかりしていて、身切れしにくいことも魅力です。