和歌山県串本大島のフィッシング隼では、夏の終わりごろから冬にかけてイワシミンチをまきエサにしてメジロ~ブリを狙うテンビン釣りが楽しめる。ブリクラスが入れ食いになっているらしく様子をうかがいに行ってきた。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)
フィッシング隼で青物狙い
夏真っ盛りの8月22日。この日は4時過ぎに大島港を出船。大島港を出た船は左にかじを取り、猪喰鼻と苗我島の間を通って通夜島の見えるポイントにアンカーを打った。航程10分ほどの距離。
辺りが少し明るくなったタイミングで船長からスタートの合図。40mでまきエサを出し、35mまで上げてアタリを待つとの指示だ。
ブリクラスの姿も
ほどなくトモでサオが曲がり、メジロクラスがヒットした。そして、ここから船中あちこちでサオが曲がりだす。ただ、前週まで釣れていたブリクラスは姿を見せず、メジロクラスが最大であった。また、ペースも遅いとのこと…。例年開幕のころは「クーラー満タンで早上がり」になることが多いが、こんなことはめずらしいそう。
とはいえ、ポツポツとどこかでサオが曲がり、メジロクラスが仕留められていく。入れ食いとはいかないが、決して悪いペースではない。そして、ミヨシで大きくサオが曲がり、待望のブリが仕留められた。続いてトモでもブリクラスがヒットする。