和歌山県串本大島のフィッシング隼では、夏の終わりごろから冬にかけてイワシミンチをまきエサにしてメジロ~ブリを狙うテンビン釣りが楽しめる。ブリクラスが入れ食いになっているらしく様子をうかがいに行ってきた。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)
サオ頭は6匹
いよいよ時合い到来かと船中誰もが期待したが、この後も魚探に反応はあるにもかかわらずアタリは散発的で、8時ごろには食いが完全に止まってしまった。日曜日で周りには多数のブリ狙いのカセが浮いており、まきエサがぼやけてしまっているのかもしれない。
時合いが落ちてしまうとなかなか食わせることが難しいということで、ここでポイント移動。今度は樫野のカツオ島の沖にアンカーを入れて青物を狙う。船長によると、このポイントは瀬になっており、青物はもちろんマダイや根魚も釣れるとか。
が、ポイントに入った時には流れていた潮がすぐに止まってしまい、その後は魚探に映る魚影もまばら。しばらく狙ったが、追加することはできずに納竿となった。ちなみに、この日のサオ頭は6匹を仕留めた吉田さん。内2匹はブリクラスで、十分すぎるお土産を確保していた。
今後の展望
行けば必ず爆釣というわけではないが、その確率は高く、大型青物の引きが手軽に楽しめる釣りであることは間違いない。そして、今年もそのシーズンが開幕した。冒頭でも紹介した通り、ブリ狙いならシーズン初期と後期が狙い目。ぜひこのタイミングにブリの引きを味わいに串本大島を訪れてほしい。
<中西/TSURINEWS関西編集部>