兵庫・姫路沖に浮かぶ家島諸島周辺は魚の宝庫。その中の男鹿島周辺ではこの時期、中型アジ狙いが楽しめます。アジが今年は早くから釣れ出しているようです。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山明)
アジ釣りのポイント
釣行を通して得た、アジ釣りのポイントについて解説してみようと思います。
朝の時合いが重要
アジ狙いは、早朝から10時までの潮を大事に狙ってください。潮が動いて、カケアガリに当たりプランクトンなどが舞い上がることで、アジは活性が高まります。
底層を狙う
浮いて中層にタナが変化することもありますが、男鹿島も鹿の瀬周辺もアジ狙いの基本は底層です。魚探反応に群れが見えなくても、潮さえ動いていれば、底を少し切ったタナで待つと、必ず食ってきます。
仕掛けについて
ハリス0.8号程度の細仕掛けの方が食いは良いのですが、リスクも高いです。そう神経質にならないで、2~3号で安心して狙いましょう。
巻き上げ注意
口切れは、アジ釣りに付き物です。魚の動きをイメージして横を向かせないように、焦らずスムーズに巻きましょう。竿は絶対に軟らかめで、オモリ30号でフニャッと曲がるくらいが扱いやすいです。
今後の展望
イワシに青物が付き、秋の青物シーズンが到来する頃でも、朝の時合いは潮が動いている間は、アジは釣れます。しかし、どこかで機嫌が悪くなる(活性が下がる)潮に合うこともあります。
今年は当分の間は狙っていけそうです。また、お盆のころから、昨年姿を見せなかった、明石沖の鹿の瀬などのマルアジも楽しみです。ハマチなどの青物も爽快な釣りですが、ちょっと小さいアジは、狙いを定めて釣る面白さと、どんな食べ方でも美味な肴です。
<丸山明/TSURINEWS・WEBライター>