長い梅雨で蒸し暑く身体もまいってしまう。こんな夏バテ気味の身体に効果的なマダコをオカッパリから狙った。貝塚人工島の水路で竿を出し、1kgを筆頭に良型マダコを3杯キャッチした。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)
貝塚人工島の水路へ
7月23日、4連休の初日に大阪・貝塚市の貝塚人工島にある水路に出かけることにした。釣り場に着いたのは午前5時過ぎ。連休ということもあり、釣り人の姿もパラバラと見られるが、三密を避けて釣りを楽しむ。
当日のタックル
今回のタックルは、キャスティングでタコエギを使って狙おうと、11ftのルアーロッドにPEライン3号を巻いた4000番のスピニングリールをセット。タコエギはオレンジカラー3.5号に胴突きシンカー5号がセットになった仕掛けだ。
早速キャストしてタコエギを底まで落とし、小刻みにロッドでシェイクしながら誘いをかけ、時折動きを止めてアタリを待つと言った動作を繰り返すパターンだ。
良型マダコ1kgをキャッチ
開始15分ほど経った頃、誘いを入れて巻いているリールのハンドルが重くなった。アタリか根掛かりかを確かめるため、ラインを張って少し様子をうかがうことにした。するとジワーッとラインが引っ張られていくのが分かりマダコと確信。
底にいるマダコを引き剥がすように、一気にアワセを入れると、重さが乗ってきた。再び底や障害物に張り付かれないように、高速で巻き上げてくるが、かなり重い。
「もしかしたら大きなビニール袋かな」と思ってしまうが、姿を見せたのは良型マダコだ。テンションも上がり、一気に引き抜いたのはジャスト1kgの立派なマダコだった。幸先の良いヒットでかなり嬉しい。
三密避けて800g追釣
この後も同じ場所で扇状にキャストして様子を伺うが、しばらくは海藻やゴミばかり。釣り場はそれほど人が多いわけではないが、こんな場所でもできる限り他の人との接触を避けようと、普段なら徐々に移動をするところだが、ほぼ同じ場所から探ることにした。
この日はこの場所が良かったのか、次にアタリがあり無事に手にしたマダコ800gと、オカッパリにしては十分なサイズだ。他の人もポツポツと上げているようで、マダコの活性は良いようだ。
釣果は総重量2.5kg
2杯目以降はしばらく反応のない時間が続き、7時30分頃に何とか3杯目を手にしたが、これも700gとまずまずのサイズだ。
この頃になると家族連れなどの釣り人も増えてきたこともあり、お土産のタコは十分確保できたので帰ることにした。釣果は1kgまでのマダコが3杯で、総重量は2.5kgと大満足だ。