初チャレンジの「落とし込み釣り」で48cm頭にチヌ8尾【須磨一文字】

初チャレンジの「落とし込み釣り」で48cm頭にチヌ8尾【須磨一文字】

梅雨の合間の晴れ間を狙って、地元兵庫の須磨一文字へ、初チャレンジの落とし込み釣りで釣行。同行者のアドバイスでイガイにチェンジすると、良いペースで釣れ始め、終わってみれば48cmを頭に8尾をキャッチできた。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井芳明)

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堤防釣り 海釣り

小サバ多くフカセは無理

須磨一文字は須磨海水浴場の東側に位置し、以前は淡路島へ向けてのフェリー発着場となっていた港だ。このところ、須磨界隈では小サバが湧いており、いつものフカセ釣りではなかなか釣果に恵まれない。そこでこの時期、良い釣果が聞かれる落とし込み釣りに挑戦してみた。

初チャレンジの「落とし込み釣り」で48cm頭にチヌ8尾【須磨一文字】須磨一文字(提供:WEBライター・永井芳明)

いただきものロッド

私が使用している落とし込み釣りのタックルは、昔に竿を知り合いから貰った4~4.7mのズーム式落とし込みロッドに、リールは落とし込み専用、道糸はナイロンにするか、フロロ?それともPEライン?と悩んだが、今回はナイロンラインのアトミックスライダー磯アーデントピンクの1.5号をチョイスした。

仕掛けは、落とし込み目印仕掛をチョイスし、ハリスを1.5号を半ヒロ取って、ハリは鬼掛・軽攻めチヌ3号を結んだ。最後にガン玉2Bをハリのチモトにセットした。

初チャレンジの「落とし込み釣り」で48cm頭にチヌ8尾【須磨一文字】市販の仕掛けを利用(提供:WEBライター・永井芳明)

エサは岩ガニを用意

エサは何が良いか分からず、エサ店で岩ガニを購入して午後3時に沖の一文字に到着した。エサの岩ガニを刺して、波止際ギリギリに落としていく。

何度か落とすも今ひとつアタリが分からない。波止ギリギリを意識しながら落としていくが、アタリが分からないまま、エサの岩ガニが取られたり潰されて帰ってくる。

同行者のアドバイスが奏功

同行者から「イガイが良いよ」と教えてもらい、岸壁に付いているイガイをタモを使って少しだけ採取することができた。今度は、イガイをエサに波止ギリギリに落としていくと、目印が少し止まるアタリが出た。半信半疑ながらアワセを入れると、いきなり竿が絞り込まれた。

波止から離すように魚を浮かせにかかる。何度かの締め込みをかわし浮かせたのは、きれいなチヌだ。ストリンガーにつないで次を狙う。なに分、落とし込み釣りで初のチヌが釣れたことに興奮し、次はしっかりとアタリをとらえようと目印に集中する。

2ヒロまでのタナを探る

今度は、目印が勢い良く入るアタリをとらえ、2尾目のチヌをゲットした。徐々にアタリが分かるようになってくると、テンポ良く2ヒロまでのタナを探っていくことで効率よく釣りができることが分かった。目印が止まるアタリや、目印がの沈下が速くなるアタリが取れるようになってきた。

3尾目、4尾目、5尾目と順調にアタリをとらえ、チヌとのやり取りを楽しめるようになってきた。潮も上げてきているが、あまり速くもなく、初心者の私には釣りやすい感じだ。

初チャレンジの「落とし込み釣り」で48cm頭にチヌ8尾【須磨一文字】引きを楽しむ(提供:WEBライター・永井芳明)

6尾目のアタリは、目印が全部沈んでから穂先が少しモタれる感じだった。落とし込み釣りをしてみると、いろいろなアタリの出方があり、なかなか奥が深い。
浅いタナで釣れるチヌは、びっくりするほどよく走る。いつもするフカセ釣りよりも魚の引きがダイレクトに伝わってくるのが面白かった。

小粒イガイの塊でキビレ

今度は、小粒イガイの塊を刺して狙ってみることにした。ハリスがなじみ、目印が半ヒロほど入った所で、目印が止まるアタリが出た。アワせるも、何の抵抗もなくすんなり上がってきたのはキビレだ。

チヌはよく引くがキビレはあまり走り回らない。キビレよりもチヌの方が釣りたくて、さしエサのイガイを1枚掛けにして狙っていく。

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