堤防からサワラやブリの若魚、ヒラメやコチといったターゲットをメタルジグで狙う「ショアジギング」。今回は、ショアジギングの概要とメタルジグの使い分けについて解説します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・川上克利)
メタルジグ選びの3つの「キモ」
次に、メタルジグの使い分けについてですが、基本的には「濁り」「風」「水深」で判断します。
1. 濁り具合でカラーを使い分ける
濁りがある場合は、ピンクやグロー系のルアーが魚が見つけやすく威力を発揮します。しかし濁りが無く水がクリアな場合は魚に見切られることもあるので、そんな場合はシルバー系やブルー系などのナチュラルカラーがオススメです。
2. 風による形状使い分け
ジグの形状も様々なタイプがあります。フォールで魚にアピールしやすいフラットな形状のジグは風の影響を受けやすく、向かい風が強い時は飛距離が落ちてしまいます。
逆に、重心が後ろにあるタイプのジグは、フォールでのアピールがフラットなタイプのジグに劣りますが、風の影響を受けにくく向かい風でも飛距離を出すことができます。
3. レンジによるウェイト使い分け
ジグの重さも様々で、20g以下のものから40gを超えるものまでありますが、基本的にはレンジが深くなればなるほど重いジグの方が扱いやすくなります。逆に浅いレンジを攻める場合は重いジグではレンジをキープするのが難しくなってしまうので、軽いジグの方が操作性が良いです。
まとめ
今回はショアジギングのメタルジグ選びについて解説しました。ちょっとしたジグの選び方1つで、釣果に差がつくこともあります。ショアジギングをする際は使い分けを意識して、ジグを選んでみてくださいね。
<川上克利/TSURINEWS・WEBライター>