中深海の岩礁部に生息し、漁獲が難しいことから「幻の魚」と称されるアラ。今回は、石川県の諏訪丸からスロージギングでアラを狙った釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・村山雅治)
トラブルもあり小アラで終了
前半はあまりにも外道が頻発し、アラがヒットしなかったことから、ロングジグを使用した「超スローピッチのジギング」に変更した。
しかしこの時、電動リールを使用していたため、ロッドティップにラインが絡み、ティップが破損するというトラブルが発生してしまった。タックルの準備不足と経験不足があり、まだまだ準備が足りないと実感した。
後半は、ネチネチとフリーフォールでアクションを入れていったが、結果としては前半より小さなアラを追加しただけであった。
今後の展望
何とか良サイズのアラを上げれたのは良かったが、電動リール任せの体力を使わないスロージギングだと面白みが少ない。
中深海におけるスロージギングは張りのあるロッドでも、ジグを控えめに動かしたり、逆に軟らかめの竿でも激しく動かすことが可能である。アクションを加えた時に、ジグがどのような動きをしているかイメージトレーニングすることが重要である。ちなみに私自身は電動ではなく、軟らかめのロッドでアクションを付けるほうが好みである。まずは、中深海における自分自身の感覚を磨く必要があるだろう。
7月初旬には再度リベンジに行く予定である。その時のレポートも心待ちにしてほしい。
<村山雅治/TSURINEWS・WEBライター>