スロージギングで幻の魚『アラ』を狙う 潮流に合わせたジグ選択がキモ

スロージギングで幻の魚『アラ』を狙う 潮流に合わせたジグ選択がキモ

中深海の岩礁部に生息し、漁獲が難しいことから「幻の魚」と称されるアラ。今回は、石川県の諏訪丸からスロージギングでアラを狙った釣行をレポートしよう。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・村山雅治)

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村山雅治

半分青い釣りバカ大将です。ちなみに、半分青いというのは私自身、感音性難聴2級のハンデを持ってますがポジティブに活動してます。釣りなら興味を持てば何でもやりますが、主にオフショアでのジギングがメインです。釣った魚は全て捌く料理人でもあります。食べない場合は全てリリースします。ソルト、ロック、サーフ、何でもやる釣りバカです。

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ソルトルアー オフショア

トラブルもあり小アラで終了

前半はあまりにも外道が頻発し、アラがヒットしなかったことから、ロングジグを使用した「超スローピッチのジギング」に変更した。

しかしこの時、電動リールを使用していたため、ロッドティップにラインが絡み、ティップが破損するというトラブルが発生してしまった。タックルの準備不足と経験不足があり、まだまだ準備が足りないと実感した。 

後半は、ネチネチとフリーフォールでアクションを入れていったが、結果としては前半より小さなアラを追加しただけであった。

今後の展望

何とか良サイズのアラを上げれたのは良かったが、電動リール任せの体力を使わないスロージギングだと面白みが少ない。

中深海におけるスロージギングは張りのあるロッドでも、ジグを控えめに動かしたり、逆に軟らかめの竿でも激しく動かすことが可能である。アクションを加えた時に、ジグがどのような動きをしているかイメージトレーニングすることが重要である。ちなみに私自身は電動ではなく、軟らかめのロッドでアクションを付けるほうが好みである。まずは、中深海における自分自身の感覚を磨く必要があるだろう。

7月初旬には再度リベンジに行く予定である。その時のレポートも心待ちにしてほしい。

<村山雅治/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り船について
諏訪丸
出船場所:石川県輪島市