奥飛騨の美渓流でフライフィッシング 本流攻略でアマゴ連発【高原川】

奥飛騨の美渓流でフライフィッシング 本流攻略でアマゴ連発【高原川】

6月初旬に高原川へフライフィッシングに出かけました。日中からライズがある状況で、夕マヅメまでアマゴの快引を堪能できた釣行をレポートします。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・櫻井忠行)

櫻井忠行

富山県出身。IT会社でSEとして勤務。フライフィッシング、トローリング、ジギング、湖のルアーなどをやります。

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ルアー&フライ トラウト

最終釣果と今後の展望

当日の釣りは、1、2ラウンドとも時間にして数時間。20匹以上のサカナと本流特有の幅が広く、力強い個体を多く手にすることができました。これも、「梅雨前最盛期」の一瞬のかがやきです。

梅雨時期は高原川本流も増水していることが多く、釣れないのはもちろん、川に近づくのも危険な状況が多いです。梅雨明け以降は、本格的なテレストリアル(陸生昆虫)の釣りになります。ブラックナットやアント(蟻)、ビートルパターンが有効になります。

そして、本格的な夏になると、この川も例外なくオロロ(アブ)が大量発生します。あれにたかられると、とても平常心で釣りすることなどできません。標高の高い支流に逃げるしかないでしょう。

高原川水系の注意点

高原川水系に釣行される場合の注意点として、C&R(キャッチアンドリリース)区間があることです。平湯川との合流点から神坂堰堤までの蒲田川本流区間は、エサ釣りはできません。また、浅井田ダム下流や新穂高温泉の周辺などに禁漁区があります。

富山県との県境付近(宮川・加賀沢、高原川・中山まで)は共同漁場になり、宮川下流漁協、高原川漁協、富山漁協の共同管理となっています。詳しくは、各漁協のホームページ等でご確認ください。そして、本年高原川は6/27(土)に鮎釣りが解禁します。本流でやる場合は注意が必要です。フライフィッシングであれば、鮎釣り師が帰られたあと、夕方入渓したほうがよいでしょう。

<櫻井忠行/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
高原川漁協