5月24日、この日は大潮ということで、愛知・西尾の一色海岸へ潮干狩りデートに向かった。事前情報通りアサリは不漁の年らしく少なかったが、ハマグリ大量ゲットの模様をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井航)
最終的には手を使う
掘り方としてはまずは熊手で掘り、そこに手を突っ込み貝を探るのが良いだろう。最後に頼りになるのは手の感覚だ。後は単純に数多く探せば、それだけ遭遇率も上がる。潮干狩りは最後は力業だ。
これらの事を彼女に教えてから再開すると、彼女もペースが上がり、わずか20分で2つ目の袋を満杯に。事前情報ではハマグリも数多く採れるとは限らないかも……と思っていたので、ハマグリで袋がいっぱいになり正直、嬉しい誤算だ。
貝の種類が多い
一色海岸では先ほどまでに紹介した貝以外には、カガミガイや割れた殻しか見当たらなかったが、マテ貝もいるようだ。
また、貝殻に丸い小さな穴があるのを見たことがある人はいないだろうか。あの穴はツメタガイと言う肉食の巻き貝の仕業だ。ツメタガイは歯でゴリゴリと殻を削り中身を食べるという貝だ。
海岸で生き物観察も
余談だが、潮干狩り場には基本的にいないが、酸で殻を溶かしながら削り穴を開ける肉食性の巻き貝もいる。貝以外にも、小さなハゼの仲間やスズキ、ボラの仔魚、大小多くのカニやテッポウエビの仲間も見つけられた。お子様連れの中には小さな網でそれらを捕まえて観察している光景も見られた。
最終結果
潮干狩りの成果としては2つの袋がぎゅうぎゅう詰め状態。ほとんどがハマグリ(チョウセンハマグリ)で、たまにアサリといった感じだ。
中には売り物としても遜色のない大きなハマグリもあり、2人とも大満足の結果となった。
採った貝は湯船で砂抜きをし、翌日食べたが非常に美味だった。どの貝も肉厚で食べ応えも味も絶品。大型のハマグリにはカキのようなミルキーさがあった。
場所による規制などに注意
三河湾一帯での潮干狩りは、大潮などの潮回りの良い日以外は行っていない。また、今年はコロナウィルスの影響で潮干狩りを行っていない場所もあるため、あらかじめ下調べを行うことをオススメしたい。
また、禁止区域や使って良い道具も各都道府県により異なるため、しっかり確認をして違反にならないように気を付けたい。
<永井航/TSURINEWS・WEBライター>
一色海岸
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