釣りで使う『重さ』の単位3選 号・グラム・オンスの互換性を覚えよう

釣りで使う『重さ』の単位3選 号・グラム・オンスの互換性を覚えよう

釣り初心者にとって分かりにくいのが、日常生活とは異なる「重さの単位」だろう。今回は、釣りで使用される代表的な3つの単位と、それぞれの互換性を解説したい。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)

アバター画像
Shunichi_Sugimoto

静岡在住の釣り好きです。季節ごとその時に釣れているターゲットを狙って一年中釣りを楽しんでいます。解説記事をメインに釣果レシピや釣行記も執筆中。

×閉じる

その他 お役立ち

オモリとルアーの重さの単位3選

1、号

オモリは独自の号数が使用されており、1号はグラム換算で3.75gとなります。釣りをする上で欠かせない重さの単位です。しかし、「オモリ1号は何g?」と聞かれても意外に分からない方も多いようです。

釣りで使う『重さ』の単位3選 号・グラム・オンスの互換性を覚えようエサ釣りのオモリに多いのはグラム表記(提供:WEBライター・杉本隼一)

ただ、オモリ号数とグラムを換算できると非常に便利なので、まずは1号=3.75gを覚えておきましょう。そうすれば重さをイメージすることも簡単です。ちなみに、5円硬貨がオモリ1号と同じ3.75gであることはご存知だったでしょうか。ちょっと陰が薄い5円硬貨ですが、釣り人にとっては親近感が湧くかもしれません。

釣りで使う『重さ』の単位3選 号・グラム・オンスの互換性を覚えよう5円玉は3.75g(提供:WEBライター・杉本隼一)

2、グラム(g)

ルアーはもちろん、最近では一部のオモリでも使用されている単位です。プラグやメタルジグ、バイブレーションといったルアーはほとんどがグラム表記です。また、グラム表記であれば0.1g単位の非常に細かい表記も可能です。前述の通りオモリ1号は3.75gで、1ozは約28gとなります。

3、オンス(oz)

オンス(oz)は主にルアーで使用される単位です。ジグヘッドなどのほかにも、ルアー用のオモリ(バレットシンカーやダウンショットシンカーなど)でも使用されています。1ozは正確にグラム換算すると28.35gです。

釣りで使う『重さ』の単位3選 号・グラム・オンスの互換性を覚えようルアー用シンカーはオンス表記が多い(提供:WEBライター・杉本隼一)

「oz」という単位はあまりなじみがない方も多いと思いますが、ドリンクの試飲用の小さなカップにはオンス表記が使われることも多いようです。

釣りで使う『重さ』の単位3選 号・グラム・オンスの互換性を覚えよう計量カップにはオンス表記も(提供:WEBライター・杉本隼一)

1ozカップで約30mlの液体が入ります。オンス表記では、1/4oz(約7g)、1/2oz(約14g)、5/8oz(約18g)・・・のように分数で重さが表記されていることが多いので慣れないとイメージしにくい人も多いと思います。

使用頻度が多い重さを暗記

慣れないうちは1ozのグラム表記(約28g)を表記されている分数の分母で割ります。(例:5/8ozなら28g(1oz)を分母の8で割る→1/8oz分の重さが出る)そこに分子の5をかけると5/8ozのグラム換算が出ます。感覚で換算できるようになれば完璧ですが、まずは製品での使用頻度が多い1/4oz、1/2oz、5/8oz、3/4ozなどのグラム換算を家で暗記しておくのがオススメです。

<杉本隼一/TSURINEWS・WEBライター>