海辺には本当に数多くの貝殻などが打ち上げられている。今回は、これらを使ったビーチコーミング&貝殻アートを紹介しよう。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)
必要なアイテム例
貝殻を使っていろいろな造形物を作るとなると、その作品形状は無限だ。立体的な物から、絵画のような物など様々なので、そこはお好み次第。ここでは、比較的簡単で手軽にできるコルクボードを使った物を例に挙げてみよう。
この場合、貝殻以外に必要なアイテムは100均ショップで売られているコルクボードと木工ボンドくらいで事足りる。作る作品の大きさに合わせてコルクボードをカットする。手軽なのは10cm四方までくらいの大きさだ。
貝殻を置いてみる
そこにまずは貝殻で作りたい絵柄に合わせて貝殻を置いていってみる。それが完成したら木工用ボンドを多めに付けて貝殻をコルクボードに引っ付けていく。やや多めのボンドを使用するのと、しっかりと接着するまで乾かす事が重要だ。
ちなみにコルクボードは裏に木の板など硬い物が付いていないタイプがオススメ。コルクだけのボードだと針などを貫通させやすいので、できあがった作品を画鋲やピンなどで固定させやすい。
作品例
ちなみに我が家で作ってみた作品例を紹介してみたい。
カタツムリ
カタツムリの貝はまさに貝殻なので、丸い大きめの巻き貝を利用。胴体部分はマテガイなどの長い貝殻。触角はツノガイでその先にある目はごく小さな巻き貝を使用した。
イカ
胴体部分はカキの仲間、目はイシダタミガイやアマオブネガイ、足はツノガイを利用。カキ殻の縁辺にある波形状がイカの耳に見える。
ムツゴロウ(トビハゼ)
動体は大きめのマテガイなど、背びれや胸びれはタカラガイを使ってみた。尾ビレ、尻ビレ、そして目に当たる部分を大小の二枚貝で表現してみた。
同じものを表現するのでも、作る人により、また使う貝殻によりまったく違った作品ができあがるのも、貝殻で作る作品の面白いところだ。
最後に
緊急事態宣言が発出されるほど、新型コロナウイルスによる生活の影響は計り知れないものはあるが、三密を避けて海岸で貝拾い、その後は自宅に戻って親子で楽しめる貝殻アートはいかがでしょうか。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>