最近は毎週末、河川中流域へとアフターシーバス狙いで釣行していたが、釣果があがらずモヤモヤ・・。2月11日にようやく神崎川でのシーバスゲームで本命の顔を見る事が出来た。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター 落合浩大)
神崎川の当日の状況
当日は、都市型河川である神崎川の中流域でナイトゲーム。個人的な事情で実釣時間は40分程と僅かな時間しか取れない。それでも行きたくなるのは、釣り人の性だろう。
ちなみに神崎川は、河口から上流域まで様々なポイントが有り、人気のエリアでもある。釣行日は大潮からの下げ狙い。釣り仲間と共に、上げ潮が残る時間からエントリー。予想通り海面にベイトの気配は無い。ここは下げ潮の動き出しで釣れることが多いので、早めに来て待機。
事前情報では、ベイトがデカく20cm程のイナっ子(ボラの幼魚)を吐き出した個体がいたり、小さくても12~13cmがベイトらしいと聞いていたので、それらの情報を元にプランを考える。釣り仲間と40分程、釣り談議をしているとゆっくりと下げの流れに変わってきた。
明暗部をピンポイントに狙う
ここのポイントはハイシーズンの秋以外、ピンポイントの釣りになる。とある明暗部の最奥部にルアーを流し込んで狙うのがセオリだー。メインベイトがイナっ子であり、かつ表層にはいなかったことから、レンジを探ることができるセットアッパー125SDRゴールドレインボーをセット。このルアーは、筆者がマイワシパターンの時に絶対的エースとして重宝するルアーだ。
スローなタダ巻きでシーバスヒット!
早速1投目。流心はかなり流れが効いている。少し立ち位置を上流側に変え、そこからドリフトさせて、明暗の最奥部へ限界ギリギリまで流す。巻きスピードはスローでアクションはタダ巻き。
開始から5投目。同じ様に明暗の最奥部に流し込んでから、少し巻いた所で待望のヒット。「ドン!ゴゴゴン」。バシャバシャバシャと久しぶりに聞くエラ洗いの音で、本命のシーバスだと確信。
久々の1本は50cm級セイゴ
しかし、アフターの個体なのかそこまでパワーは感じられない。足下まで寄せてくると、痩せた個体であった。ただ自分としては貴重な1本だっため、友人にネット入れをやってもらって無事キャッチ。
50cm程のセイゴクラスだったが、久しぶりにシーバスをキャッチできた嬉しさからか、身体が若干震えてしまった。そのまま追加のシーバスを狙うべく、ローリングベイトやサイレントアサシン等で狙うが魚からの反応は無し。まだ釣りをしたかったのだが、終了時間が来たため終了。
今後の展望
やはり、河川ではメインベイトがイナっ子のようで、アフターの個体がそれらを捕食しているのではないかと思われる。釣り仲間も最近、河口エリアでイナっ子についたシーバスのボイルを撃ち、腹パンのランカーをキャッチしたとの話をしていた。しばらく河川ではイナっ子パターンでのナイトゲームが楽しめるだろうと予想している。
大阪の場合はまだバチパターンは早いのだが、姫路方面ではそろそろバチパターンが開幕すると思うので、今後それらも調査しに行きたい。やはり釣りはやめられないなと感じる今日このごろである。
<落合浩大/TSURINEWS・WEBライター>
神崎川