12月に入り、大阪湾では波止タチウオが佳境を迎えた。シーズン終盤になり、メータークラスの大型タチウオが、狙って釣れる季節だ。そこで、12月5日の早朝に大阪・大津川尻にある、忠岡人工島の高場に釣行、思惑通り1m超を含む良型タチウオの引きを満喫した。
（アイキャッチ画像撮影：TSURINEWS関西編集部・松村計吾）
TSURINEWS編集部
11月には115cmも出た実績場へ
11月にはワインドで、115cmのドラゴンサイズを釣り上げているので期待十分だ。現地には午前4時30分に到着。タックルを持って高場と呼ばれる足場の良い護岸まで歩いていく。最近はベイトになるイワシが川尻に入ってきているので、タチウオもよく釣れているようだ。
足場の良い高場（提供：WEBライター・谷口墨人）ワインドで大型タチウオに挑戦
21gのワインド用ジグヘッドに、パワーシャッド5inchの頭をカットしてから装着。ジグヘッドの上にケミホタル50を付け、できるだけ遠投する。ボトムまでフォールさせてから、ゆっくりとシャクり始める。
まずは中層で85cm本命ヒット
しばらく探るがアタリがない。しばらくすると、エサ釣りの電気ウキにはアタリが出始めた。タチウオが回遊してきたようだ。アタリがある頃かと思っていた6時頃、中層をシャクッていると、ガツーンとバイト。シャクリがアワセになり、フッキングに成功だ。
寄せにかかると、グングンと心地良い引きが伝わる。手前まで寄せて、ゆっくりと抜き上げたのが85cmのタチウオ。6時を過ぎ、東の空が明るくなってきて、やがて、夜が明けてきた。これからが、ワインドのヒットタイムだ。
中層でヒットした85cm（提供：WEBライター・谷口墨人）朝マヅメに時合い到来
再び中層でシャクッていると、ガツーンとバイトして今度は87cmのタチウオをキャッチ。周りでワインドをしているルアーマンにもタチウオがヒットしているので明確な時合い到来だ。
時合い到来で87cmも（提供：WEBライター・谷口墨人）続けて投入して、ボトムを取ってからシャクッていると、すぐにガツーンとバイト。寄せる途中でもグングンと快引が伝わるので、型が良さそうだ。ゆっくりと抜き上げたのは、尻尾がない80cmのタチウオ。尻尾があれば、確実にメータークラスだ。
尻尾があればメーター級？（提供：WEBライター・谷口墨人）気を良くし、またシャクッていると表層でバイト。これもゴンゴンと強引が伝わり、サイズは良さそうだ。しかし、竿下まで寄せてきた時に暴れてフックアウト。
表層でメーターオーバー登場！
気を取り直し、再び表層をシャクッているとガツーンとバイト。グイグイと締め込みが伝わり、メーターオーバーを予感させる。数度の締め込みを味わいながら105cmの大型タチウオをキャッチ。その後、1回だけバイトがあったがフッキングには至らず。
ついにメーターオーバーが登場（提供：WEBライター・谷口墨人）周りが明るくなるとタチウオの気配がなくなり、すっかりバイトがなくなった。結局、タチウオの時合いとなった30分ほどで、6回のバイトがあり105cmを頭にタチウオ4匹をキャッチできた。その後、青物狙いに変更し、鉄板系バイブレーション26g（イワシカラー）でハマチを狙ってみたがバイトはなく、午前8時に納竿した。
＜谷口墨人／TSURINEWS・WEBライター＞
大津川尻左岸・高場
所在地：大阪府泉北郡忠岡町
