こんにちは。晴山由梨です。神奈川県横須賀市にある湘南サニーサイドマリーナから、秋のボートフィッシングに行ってきました。当日はジギングでイナダとアカハタを手中に!
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 晴山由梨)
湘南サニーサイドマリーナから出艇
「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」でボートをレンタル。全国約140カ所で利用できる同クラブですが、なかでも湘南サニーサイドマリーナはトップクラスの稼働を誇ります。
取材したのは平日でしたが、レンタル艇が次から次へと出港していました。ボートのラインナップも全国トップクラス。用途に合わせたタイプを選ぶことができます。今回はフィッシング向きの「YFR-24」をレンタル。
きょうの本命は、夏から相模湾で好調のイナダ。30~45gくらいの軽めのジグをいくつか用意して、ナギの海を葉山沖のポイントに向かいます。
ジギングで早々にイナダキャッチ!
釣り場に近づくと、すでに遊漁船が何隻か浮かんでいるのが見えてきました。手漕ぎボートやサップもたくさん。ほかの船と一定の距離を保ちながら、魚探に反応が出たところで船を止めます。
海底から10m前後の層に、小魚の反応と、ちらほら大型魚の反応もあります。水深は20m前後。
さっそく45gのジグを落としてみます。すると、ミチイトが真後ろに大きく流されてしまいました。水深の倍ほど出てしまっています。一度ジグを回収して入れ直そうとリールを巻き始めた、その時!竿先がゴンゴンと振動し始め、明らかに重みが加わりました。なんと、回収しようとしたジグに魚がヒット。
しかも、巻き上げてくると、釣れたのは本命のイナダ。無事にネットインしたときには、思わずガッツポーズしてしまいました。幸先のいいスタートです。
ワンピッチジャークでイナダ連発
次の投入では、先ほどイトが真っすぐ落ちなかったことを踏まえて、船に搭載されている「フィッシングサポートリモコン」を使うことにしました。風速や潮流に合わせてレバーを目盛に合わせておくだけで、シフト操作を自動的に繰り返してくれる機能です。これを使うと、シフト操作を頻繁に行なう必要がなくなるので、釣りに集中できてとても便利。
ただし、搭載されていないレンタル艇もあるので事前に確認してくださいね。次の投入では、きちんと底までジグを落とすことができました。シャクり上げたあと、リールを1回転巻き取る、ワンピッチジャークで誘っていきます。魚探に反応が出ているのが、底から10mくらいまでの間なので、それより少し上くらいまでシャクってきて、何もなければ、またジグを底まで落とす繰り返し。
早々に本命の顔が見れたことで、誘いの動作もどこか軽やかになってきます。これが功を奏したのか、そのあとも立て続けにイナダがヒット。ゆっくりとしたテンポのワンピッチジャークがこの日はよかったみたい。
城ヶ島沖で根魚狙い
満足した私は、別の魚に狙いをチェンジ。つい、欲が出てしまうんですよね。こんな釣り物変更もプレジャーボートの釣りならでは。少し前に城ヶ島沖で根魚が狙えるという情報があったので、少し足を伸ばして行ってみることにします。海況が穏やかだったので、葉山沖から25分ほどで到着です。
カケアガリになっている、水深25m前後で船を止めました。根がゴツゴツしていて、たまに魚の反応も入ってきます。根がかりしそうなので、30gのジグのリアフックを外して落とします。