『LTメヌケ』釣りで5kg頭に船中トップ9尾【茨城県・幸栄丸】

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幸栄丸でLTメヌケ釣り

釣りかたはライト。ミチイトPEライン3号、オモリ200号が基準。PEライン4号ならオモリは250号。どちらも最低500mは巻いておきたい。

4時半に出船。梅林船長の舵で港を離れると、航程1時間ほどで到着。合図に合わせて、前から順番に投入していく。ハリ数は5本までで、マグネットなどを利用して船ベリに並べる。

LTタックルでメヌケ狙い

2投目、アタリがきた。水深320mからのアタリでも鮮明で「これがライトタックルの魅力」と実感。ノーマルタックルでは、底ダチもアタリも分かりにくく、初心者にはハードルは高いが、ライトならビギナーも十分楽しめるだろう。無事に1.5kgの本命をゲットできた。

3投目はアタリが長く続き、2kg前後がダブル。

4投目は船中ラッシュで、私は3kgをキープ。右舷ミヨシは4kgを含む4点掛けのちょうちん行列で鮮やかだ。次投も船中では型を見て、空振りはない。

次第に深場を攻めていき、水深380mのポイントへ。右舷大ドモでは本日最大となる5kgを含む4点掛け。こちらもきれいな行列が浮かぶ。こちらも3kgがダブルで、大型クーラーは高級魚で真っ赤になった。

僚船の姿はなく、ポイントは独り占めだ。

良型のメヌケがヒット

ラストの2投は、アブラボウズを狙ったが、船中ノーヒットだった。しかし、数日前には70kgを頭に船中数尾の実績があり、大型魚の自己記録を更新したい人には大チャンスだろう。

約10投して、0.5～5kgが1～9尾。私は7尾だった。

ステイトは2mと長く、光物(夜光玉やタコベイトなど)は装着しなかった。これにより、小型やドンコが交じることはなかった。

竿は専用ロッドのほか、ヤリイカ用、オニカサゴ用が流用できる。リールとミチイトだけ、しっかり準備すれば、気軽にこの釣りを楽しめる。いまが絶好のチャンスに違いない。

＜週刊つりニュース関東版 APC・木村英行／TSURINEWS編＞