東京湾といっても東京都内の湾奥から房総半島や三浦半島の先まで色々。今回は土日でも気軽に行ける、都心からほど近い東京湾のキャンプ場を紹介。テントなどキャンプ道具のレンタルはもちろん、釣り道具のレンタルがあるキャンプ場もあり、手ぶらで海釣りキャンプを楽しむことも可能。ビギナーやファミリーにもオススメだ。(アイキャッチ画像出展:pixabay)
若洲海浜公園
若洲海浜公園は東京駅から電車とバスを乗り継いで30分ほどとアクセス抜群。キャンプ道具に加え、釣り道具のレンタルもあり、手ぶらで釣りキャンプが楽しめる。
この公園には釣り専用の防波堤が併設されており、堤防ではサッパやイワシ、アジなどの小型の回遊魚。カサゴ・メバルといった根魚やシーバス(スズキ)などが狙える。
また、人工磯のポイントもあり、こちらでもメジナやクロダイ、根魚などを釣ることが出来る。
東京湾の最奥に位置するものの、秋には良型のサバやイナダなどの回遊魚が回ってくることがあり、思わぬ獲物に出会える可能性もあるかも?
若洲海浜公園
城南島海浜公園
若洲から東京ゲートブリッジを渡った先、大田区にある城南島海浜公園でもキャンプを楽しめる。こちらでもキャンプ道具と釣り道具のレンタルが可能。
羽田空港を離発着する飛行機を間近で見られたり、東京タワーやお台場の夜景を楽しめたりと、都会的な雰囲気を味わいながらキャンプできるのが城南島海浜公園の特徴。
釣りができるポイントは北側のフェンス沿い。沈み根があるため投げ釣りだと根掛かりしやすい。この沈み根やヘチ周りといったストラクチャーに付いているメジナやクロダイ、根魚をウキ釣りなどで狙っていこう。若洲に比べると少し上級者向けの釣り場になる
城南島海浜公園
野島公園
都心から電車で1時間弱。野島公園は横浜市金沢区の平潟湾に浮かぶ小さな島にある。
キャンプ道具のレンタルはあるが、釣具のレンタルはなく、公園内で釣りをする場合は自前で釣り道具の用意が必要。投げ釣り禁止のルールや、干潟で水深が浅いため狙える魚は限らる。ウキ釣りやミャク釣りでのハゼ、セイゴなどがターゲットになるだろう。
ただし、付近の金沢八景エリアには多くの船宿が存在しており、船釣りなら手ぶらで楽しむことが出来る上、釣果の期待は大。午前船や午後船などキャンプの前や、合間の短時間釣行も可能なので、多少のお金は掛かるがオススメだ。
都心から気軽に行けるということもあって、どのキャンプ場も休日の予約はすぐにいっぱいになってしまうことが多い。予約受付開始日を確認して早めの予約を心掛けよう。
野島公園
ファミリーにオススメ
東京都内や都心のような場所にもキャンプと釣りが一緒にできるところが結構ある。都会の中で自然と遊べる数少ない場所でもあるためファミリーやカップルにもオススメだ。都内で気軽にファミリーフィシング兼キャンプを楽しんでみてほしい。
<渡辺/TSURINEWS・関東編集部>