釣りの合間に【シーグラス探し】のススメ やれば釣りの腕前も上がるかも?

釣りの合間に【シーグラス探し】のススメ やれば釣りの腕前も上がるかも?

海での釣りでは切っても切り離せない釣り場であるサーフ。キスやフラッシュフィッシュ、青物まで色んな釣り物を狙えるサーフは多くのアングラーや家族連れでにぎわっている所も多いだろう。しかし、魚はいつでもそう簡単に釣れるわけではない。潮が悪くて魚が遠のいている時、家族で来たものの子供が退屈そうにしているなど、そんな時にはうってつけな暇つぶしがある。それがシーグラス探しだ。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)

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明石健太郎

瀬戸内海と山陰を中心に1年を通してフラットフラッシュをメインに、他のルアー釣りやエサ釣りも幅広く楽しんでいます。

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シーグラスって何?

まずシーグラスとは、浜辺などの海岸沿いに打ち上げられたガラスの欠片で、川や海に流れ出た瓶やボトルなどのガラスが長い年月を掛け、岩や石などに削られていき表面は曇り角が取れた小さなガラスのことをシーグラスと呼びます。

流れ着くシーグラスは色や形、大きさはさまざまで同じ形をしたものは存在しない。落ちている一つ一つが世界で一つの物なのだ。

最近ではアート作品や工作にも使われることがあり、若い方の間で人気があるという。また、レアなカラーや綺麗な形のものはフリマサイトなどでもよく取引されている。

釣りの合間に【シーグラス探し】のススメ やれば釣りの腕前も上がるかも?色と形は多種多様(提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)

シーグラスの探し方

シーグラスの探し方は至って簡単。ひたすら砂浜の地面を見つめながら探すだけである。しかし、これが結構大変なのだ。

シーグラスは波打ち際や砂浜のゴミが多く打ちあがっている所に固まっていることが多く、そこを探せば見つかり易いのだが如何せん他のゴミや貝殻に目を取られ、目立つものでも割と見逃していることがある。

釣りの合間に【シーグラス探し】のススメ やれば釣りの腕前も上がるかも?ゴミが多く溜まっている所がポイント!(提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)

シーグラスは基本的に曇りガラスのように薄い透明で、光の反射などで他の貝殻やゴミと区別できる。

だが、これがシーグラスを見つける目が肥えてくるまでなかなか見つけられないので、つい夢中になってしまい暇つぶしとしてはめちゃくちゃ面白いのだ。

実際筆者も最初はシーグラス集めをしている友達に教えて貰いながら一緒に探してみたが、友達は簡単にポンポン見つけていくのに対し同じ場所を見ているのに筆者は全然見つけられなかった。

釣りの合間に【シーグラス探し】のススメ やれば釣りの腕前も上がるかも?こんな感じで落ちている(提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)


激レアカラーを探してみよう

シーグラスには様々な形や大きさ、カラーが存在するがその中でもレアなカラーというのも存在する。

シーグラスで一般的に多く見られる色は、水色・茶色・緑色が多く見つかる。
その大体は、元はビール瓶のような茶色いグラスだったり、透明なグラスなど一般的によく見かけるガラスが細かくなり打ちあがっている。

しかし、シーグラスの中には時折激レアカラーが打ち上げられていることがあり、そういったカラーはフリマサイトなどでもいい値段で取引されることがある。

そのレアと言われるカラーは、赤・黒・紫・オレンジのカラーがかなり希少で、赤色などは5000個に1個の割合と言われている。

これらのカラーは割れる前の元のグラスでも結構珍しく、それが海に出て長い年月を掛け細かくなり浜に打ちあがることを考えるとレアと言われるのも納得がいく。

釣りの合間に【シーグラス探し】のススメ やれば釣りの腕前も上がるかも?激レアカラーの赤色get!(提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)

釣りにも役立つ?

こまでは暇つぶし目線での解説をしてきたが、アングラー目線ではこの暇つぶしは結構釣りの役にも立ってくるかもしれない。

前記の通りシーグラスは波打ち際やゴミが溜まっている所に落ちている。
そういった場所を探しているとやたらゴミが溜まる箇所や砂の質の変化している場所などに気づくことがある。

そのような場所では大体何かしらの地形の変化によってそうなっていることが多く、シーグラスを探すついでにいつの間にか地形の変化を見つけることができてしまうのだ。逆に地形の変化を見つけるのが得意な人はシーグラス探しでも大活躍できるだろう。多分。

その地形の変化した場所を見つけることが得意になれば釣りの面でとても役に立ってくるかもしれない。

釣りの合間に【シーグラス探し】のススメ やれば釣りの腕前も上がるかも?シーグラス探しは釣りに役立つ?(提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)

シーグラスを探す上での注意点

ここからはシーグラスを探すときに注意したい点を述べていく。

探す際は手袋を推奨

シーグラスは小さくなり角が取れているものがほとんどだが、元はガラスが割れたものなので、まれに角がまだ取れ切っていないものが落ちていたりする。手の保護のためにもあれば手袋を付けて探してみよう。

釣りの合間に【シーグラス探し】のススメ やれば釣りの腕前も上がるかも?激レアの紫色だがまだ角が取れていない(提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)

得体のしれないものには触れない

サーフにはシーグラスだけじゃなく様々な物が流れ着いている。

海外から流れついた得体の知れない物や、見るからに危ないものまで見かけることがある。そういった得体のしれない物に触れないのはもちろんのこと、クラゲにも要注意だ。

シーグラスのように光が反射し小さければ一見シーグラスのように見えても実はクラゲだったなんてこともあり得る。

特にカツオノエボシのような綺麗な青色をしたものは小さいとシーグラスに見間違える事もあるかもしれないので、不確かなものはすぐには触らず靴などで突っついて様子を見よう。

<明石健太郎/TSURINEWSライター>

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