河川の減水も終わり、水質も落ち着き、小さい小川や用水路の魚の様子はどうかなと、10月22日、埼玉県宮代町に流れる姫宮落川支流の用水路に散歩がてら釣行に出かけました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)
淡水小物釣りの場所探し
淡水小物釣りは、稲刈りが終わり、水量が減って濁りも落ち着いている場所が狙い目です。また、以下のポイントを参考にしてみてください。
・底が見えないくらいの水深がある場所(30cmほどあれば十分です)
・水草やドカンなど、魚が隠れられる障害物がある場所
さらに、広い川や野池よりも、幅が1mくらいの用水路で川幅が狭まっている場所や、橋の下の際なども、魚が溜まったり通ったりするポイントになります。ぜひ参考にしてみてください。
こんな場所を参考に探していただくと、比較的釣れると思います。また、広い川や野池よりも1mくらいの用水路で川幅が狭まっているような場所、橋の下の際などが魚の溜まり場や通り道になると思うので、参考にしてみてください。
釣り道具セッティングと餌
川幅に合わせるため90cmから180cmまでの振り出しカーボン竿、私はプロマリンのVSエビタナゴ竿を愛用しています。この竿はお手頃の割に柔らかく、しっかりと曲がってくれるので楽しいです。
・道糸:LINESYSTEMタナゴNL 0.3号
・浮き:市販のタナゴ浮き
・針:ささめ針の秋田狐0.8号をハリスの長さを10cmほどにしてサルカンで道糸とつなげる
・エサ:マルキューのグルテンα-21をエサ1×水1.8の柔らかめに作り、ひたすら練り込みお粥ポンプに入れて米粒くらいの大きさに針付けする。
釣り方
狙う場所の水深を計り、底より3cmほど棚を上げる。理由は大概底はヘドロなので餌が目立たなくなることと、浮きに出る当たりを大きくさせるためです。
用水路の際やドカンの出口を狙います。
また、用水路だけに草が多いので、私は釣り場所を決めたらまずは草刈りをして場所を作り、蚊取り線香を炊いて少しでも快適にします。
釣果報告
水深を計り、棚は40cmほどで底から3cm上げ、餌撃ちを開始して5分たった頃、浮きが消し込み、25cmほどのコイの子どもがヒット!この仕掛けだとスリリングで楽しいです。
その後も、釣り人あるあるだと思うのですが、飲み物を飲むなど竿から手を離すと当たりが到来します(笑)。
当たり方はいきなり浮きが消し込んだり、プカプカと弾むような当たりだったり、スーッと持って行かれる当たりだったりと様々でした。
最近は日が落ちるのも早く、日が暮れて浮きが見えづらくなるまで楽しみました。この日はコイ2匹、マブナ5匹、クチボソ3匹と、コイやフナがよく釣れました。
皆さんも思わぬ所で釣れることがあります。これから寒くなるにつれて釣り自体おっくうになるかもしれませんが、熱中させてくれるかもしれない淡水小物釣りを楽しんでみてください。
<岩浅健太郎/TSURINEWSライター>