「最高だった!」長期療養中の子どもたちが足漕ぎカヤックで水上散歩体験【山梨・西湖】

「最高だった!」長期療養中の子どもたちが足漕ぎカヤックで水上散歩体験【山梨・西湖】

日本総代理店を務めるアメリカ・カリフォルニア初のサーフブランド「HOBIE」が、長期療養の子どもたちにさまざまな体験を提供する認定NPO法人「Being ALIVE Japan(東京都世田谷区)」が主催する「TEAMMATES SPORTS CAMP in YAMANASHI」に協力。4人乗りの大型足漕ぎボードFIESTA(フィエスタ)での水上体験を提供しました。

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(アイキャッチ画像提供:HOBIE事業部・佐野明里)

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お役立ち その他

長期治療中の子どもを支援

このイベントは、長期治療中の子どもたちが病気とともに生きていく力(自立)を養い、仲間づくりを支援することを目的としています。

1泊2日の間、山梨県西湖でさまざまなアクティビティを通じて、子どもや家族同士の絆を深め、成長と自立を促す貴重な体験ができる企画です。

10家族43名が参加

参加者は長期治療中の小学生・中学生とその家族。本年は10家族43名の子どもと保護者が参加しました。Being ALIVE Japanのスタッフに加え、医療スタッフや現役アスリートもサポートし、安心してイベントを楽しむことができました。

HOBIEカヤックで水上散歩

初日は開会式の後、玉入れやサッカー、猛獣狩りといった楽しいアクティビティが行われ、HOBIEを使った水上散歩も体験しました。

「最高だった!」長期療養中の子どもたちが足漕ぎカヤックで水上散歩体験【山梨・西湖】安定感抜群のHOBIEカヤック(提供:HOBIE事業部・佐野明里)

「MIRAGE ITREK FIESTA」

HOBIE体験で使用されたのは、4人乗りの大型ボード「MIRAGE ITREK FIESTA(ミラージュ・アイトレック・フィエスタ)」。座席は4つですが、453kgまで乗ることが可能な安定感抜群のボードです。

初体験に笑顔あふれる

いつも一緒に遊んでいる友達やボランティアスタッフとともに、子どもたちは湖の上に出発。普段は親と一緒に行動することが多い子どもたちですが、今回は自分たちだけでの大冒険となり、大きな経験となりました。

HOBIEの安定性から転覆の心配もなく、着替えが不要だったため、参加した子どもたちは初めての水上体験を心から楽しんでいました。

「最高だった!」長期療養中の子どもたちが足漕ぎカヤックで水上散歩体験【山梨・西湖】水上散歩を堪能(提供:HOBIE事業部・佐野明里)

子どもたちの感想

・「ホビーを家族や友達と遊べてよかった」
・「はじめは落ちそうで怖かったけど、だんだん楽しくなった」
・「足が少し疲れたけど、最高だった!」
・「1日目のホビーでは操縦をしました!」
・「一番前のところに乗った時が楽しかった」
・「ホビーで行った奥の岩でハチの巣があった!楽しかった」
・「ホビーは僕は足がつかないので手で漕ぎました」
・「風景は山がきれいでした」

たくさん動いたあとはBBQや焚火、星空体験を通して西湖の大自然を存分に楽しみました。

スポーツに野菜収穫体験も

2日目はテント張り体験でスタート!初めてのテント設営に子どもたちは大興奮。バスケットボールや野球を楽しんだ後は朝食、さらに野菜収穫体験も行いました。

「最高だった!」長期療養中の子どもたちが足漕ぎカヤックで水上散歩体験【山梨・西湖】野菜収穫体験(提供:HOBIE事業部・佐野明里)

自然に触れ合った後は、旅の駅に移動し、ワークショップや閉会式を通じて2日間の冒険が幕を閉じました。

保護者の方の感想

「日常では水を怖がっていたのに、びしょ濡れで楽しんでいました。翌日に家族で体験できたことも良い思い出です。」

「とても楽しかったようで、いろいろなことを教えてくれました。貴重な体験をありがとうございました!」

「最初は少し怖かったようですが、『自分で漕がなきゃ!』と自立心が芽生えたようです。家族での体験でも、子どもが主導で教えてくれました。」

「ホビーが1番楽しかった!いつもは子ども扱いされるのに、戦力としてしっかり漕げたことが嬉しかったようです。」

「普段は水を怖がる子どもが、びしょ濡れで楽しんでいました。病気でなかなかできない体験ができ、家族で一緒に過ごした時間も思い出深かったです。」

「病院では動きを制限されていますが、このキャンプでは子ども本来の姿で思い切り体を動かし、目が輝いていました。『こんなに動けるんだ』と実感し、病気の自分を受け入れてくれる仲間との経験は、治療や生活に前向きになるために必要なものでした。」

「日常ではできないことに目が向きがちですが、今回の体験で『自分にもできる』と自信がついたようです。自然の中で安心して楽しめたこの機会は、家族にとってもとてもありがたいものでした。」

病気と向き合いながらも成長する機会に

今回のスポーツキャンプは、病気と向き合う子どもたちが自然の中で思い切り体を動かし、自分の力を試す貴重な機会となりました。新しい体験や仲間との交流を通じて、子どもたちは自信を持ち、成長する姿が見られました。

このような経験が、今後の治療や生活に前向きな影響を与えることを願っています。家族とともに過ごした時間は、参加者全員にとって大切な思い出となったことでしょう。

「最高だった!」長期療養中の子どもたちが足漕ぎカヤックで水上散歩体験【山梨・西湖】みんなで記念撮影(提供:HOBIE事業部・佐野明里)

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<佐野明里/HOBIE事業部>

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