神奈川県相模原市の相模湖をはじめ、関東近郊でワカサギ釣りシーズンがいよいよ開幕。相模湖ではボート釣りが9月末からスタートし、初心者向けに引き船サービスも提供する。千葉の高滝湖や埼玉の円良田湖、山梨の山中湖でも、10月以降ワカサギ釣りが解禁され、各湖で釣果が期待されている。ボートや桟橋、ドーム船での快適な釣りを楽しみ、ぜひ大物のワカサギを狙ってみてほしい。今回はこれからワカサギ釣りが楽しめるメジャースポットを紹介する。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース関東版）
TSURINEWS編集部
神奈川県：相模湖
神奈川県相模原市にある相模湖は、都心から好アクセス。ワカサギ、ヘラブナ、ブラックバス釣りでも人気の湖。
相模湖の概況（提供：週刊つりニュース関東版）同湖の西・上野原エリア（日蓮大橋と秋川橋の中間）にある天狗岩釣り案内所は9月末からワカサギのボート釣りが開幕する。やっと涼しい日が続くようになったのでボート釣りから始めますと同店オーナーの山口さん。ポイントは桟橋から至近なので手漕ぎに不慣れな人やビギナーにはポイントまで引き船サービスがあるので快適で安心だ。
相模湖のドーム（提供：週刊つりニュース関東版）11月から開始されるドーム船の予約受付は10月1日～開始される。毎年大人気なので早めに予約を（予約専用電話あり、平日の9～11時、18～20時対応）。ボート1人￥3500、2人￥5000、ドーム船￥4000。ボートは当日受付のみで予約はなし、受付時間は6時半～。
千葉県：高滝湖
千葉県市原市にある高滝湖はブラックバス、ヘラブナ、ワカサギ釣りが楽しめるダム湖。アクアラインを利用すれば都心から約1時間、圏央道・市原鶴舞ICからすぐの好アクセス。
高滝湖の概況（提供：週刊つりニュース関東版）10月12日にワカサギ釣りが解禁する。例年トップシーズンには1000尾超の釣果が連発する。釣り方はボートと桟橋があり、ボートは湖の各所に舟留めロープが設置してあるのでアンカーいらずで快適。
高滝湖の桟橋（提供：週刊つりニュース関東版）高滝湖観光企業組合（管理事務所）ではレンタルタックルやエサを販売しているので、手ぶら釣行もOK。ドーム桟橋は11月から営業開始予定（予約受付は要☎確認）。
高滝湖の事務所（提供：週刊つりニュース関東版）今期も12月8日（日）にワカサギ釣り大会が開催される。入漁料￥660。ボート￥2530～、桟橋￥1650。ドーム桟橋￥2200。営業時間は6～16時。
埼玉県：円良田湖
埼玉県大里郡寄居町は名水の街として知られている。そこにある円良田湖で釣れるワカサギは美味しいと評判で、今年は11月1日（金）に解禁（荒天時延期）。円良田湖釣り事務所で案内しており、桟橋とボートで釣りが可能（本湖の桟橋はヘラブナ釣りと共用）。事務所内ではワカサギ用のエサとハリも販売予定。今期も数や型に期待ができそう。
円良田湖の概況（提供：週刊つりニュース関東版）湖下にある寄居町観光案内所では、寄居町の特産品を販売している。また、湖周辺では鉢形城址公園や玉淀河原など散策スポットが多数点在。
円良田湖の桟橋と舟釣り（提供：週刊つりニュース関東版）最寄りの寄居駅までは、池袋から東武東上線で約90分（駅から湖まではタクシー利用）で電車釣行も手軽だ。ボート￥2600～。桟橋￥2100、半日（11時から）￥1100。受付6時～ボートは出艇は6時半から。
円良田湖の紅葉（提供：週刊つりニュース関東版）山梨県：山中湖
山梨県・山中湖のワカサギ釣りといえば、自走式のドーム船が定番となっている。今年も9月1日に解禁。当初はまだ残暑厳しく、当歳魚のマイクロサイズがメインだったが、直近ではだいぶ過ごしやすくなり各ポイントで釣果良型も交じるようになってきている。
山中湖の概況（提供：週刊つりニュース関東版）同湖の南岸・旭日丘エリアにある旭日丘観光は「山中湖ドーム船」を2隻体制で予約を受け付けている。2隻ともに屋形船風の室内で空調や清潔なトイレも完備。電子レンジや給湯ポットも完備。お茶、コーヒーは無料サービス。
山中湖のドーム船（提供：週刊つりニュース関東版）近況では、16日平野方面で4～10cmトップ456尾。17日トップ227尾。19日トップ337尾。
山中湖の自走式ドーム船（提供：週刊つりニュース関東版）また、遊覧船や水陸両用車など季節を問わずレジャーも楽しめる舟宿だ。船内換気を実施。誰でも安心してワカサギ釣りを楽しめる環境を提供している。遊漁料￥600、ドーム船の料金は￥4500。
＜週刊つりニュース関東版／TSURINEWS編＞
