雪残る解禁直後の渓流ルアー釣りで25cm級ヤマメを手中【鳥取・千代川水系】

雪残る解禁直後の渓流ルアー釣りで25cm級ヤマメを手中【鳥取・千代川水系】

今年もやって来た渓流シーズンの幕開け。2024年の解禁を楽しみにしていた。渓流釣りを始めて今季で3シーズン目になる。個人的には尺オーバーの魚を今年こそは獲りたいと思っている。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・落合浩大)

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Kouta_Ochiai

釣り、音楽、スケボーを愛するソルトアングラーです。大阪や島根でシーバス、ジギングをやっております。

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トラウト ルアー&フライ

千代川水系で渓流ルアー釣り

今回、解禁一発目の釣りは去年からハマっている鳥取の千代川水系。ここは支流が豊富で水も多く、魚影も濃い。渓相も抜群で、里川から山岳渓流まで様々なフィールドがあり筆者がお気に入りの場所である。

釣行時はなんと前日に寒波が押し寄せ、色んな不安が頭をよぎる。一株の不安を感じながらも、釣り仲間と現地へ向けて出発。

現地へ近付くに連れて、徐々に雪景色に変わっていくのを横目でみながら、目的の支流の合流点へ。ここから林道で行ける所まで車で行き、そこから入渓するプランである。

しかしながら、予想以上に積雪があり、車を置いて徒歩で行く事に。積雪30cm程の雪道を40分程歩き、いざ実釣だ。

雪残る解禁直後の渓流ルアー釣りで25cm級ヤマメを手中【鳥取・千代川水系】雪化粧が幻想的(提供:TSURINEWSライター・落合浩大)

当日のタックル

ロッド:5ft UL スピニングロッド
リール:スピニングリール2000ハイギア
ライン:ナイロンライン0.6号
ヒットルアー:もののふ 45s アカキン

釣り開始するもノーバイト

入渓すると水は冷たく、水量も多い。ただ、久しぶりの渓流釣りで気分が高揚しているからなのか、不思議と寒さや水の冷たさは気にならない。

天気も最高で、上空はいつのまにか抜群の青空になっており、雪景色と相まって最高の言葉しか見つからないぐらい、贅沢な景色だ。

そんな贅沢な景色の中で早速実釣開始。筆者はミノーのトゥイッチングが好きな為、今回もミノー一択での釣り。いかにも魚が着いていそうなポイントへ、ミノーを撃ち込むも魚からの反応は無い。

チェイスすら無い状況が続く。相当タフな釣りになりそうな雰囲気である。結局、最初に入った支流では昼頃までやって魚の影も確認出来ずに、ノーバイトで終了。

ミノーでヤマメを手中

昼食を挟み、昼からは移動を決断。移動先は、完全に里川の雰囲気がする支流へ。ここの川も結構水量が有り、流れも強い。

上流には片付けをしている餌師の姿も。もしかするとここは成魚放流があった場所かな?と思いながら、キャストを繰り返す。

しばらく釣り上がると小さな流れ込みを発見。そこへミノーを通すと待望のチェイスがあった。再度同じ場所へ。

ゆっくりと巻き、少し激しくシェイクさせたらヒット。待望の1匹目という事も有り、慎重にやり取りをしがら無事にキャッチ。

目測ではあるが、25〜26cmぐらいの結構太ったヤマメ。放流魚と思われるが、今シーズン1匹目は素直に嬉しい。この魚は有り難くキープさせて貰った。

特に午前中はノーバイトであった為、この1匹は格別である。

雪残る解禁直後の渓流ルアー釣りで25cm級ヤマメを手中【鳥取・千代川水系】タフな状況で本命を手中(提供:TSURINEWSライター・落合浩大)

2匹目のバイトあり

この調子で2匹目を狙いたい所。いかんせん、入渓しやすい里川の渓相の為、朝から釣り人が入った形跡があちらこちらにある為、魚はスレ気味。

しばらく魚からの反応が無かったのだが、良さげなポイントを発見。流れが弱くなっており、深場で尚且つオーバーハングになっている。上流からミノーを際に流し込み、狙っていると一発で喰って来た。こちらも良型の放流魚と思われるヤマメ。

残念ながらネットインをミスしてしまい、そのまま逃げられてしまったのだが、嬉しい追加となった。

この時点で午後15時。朝から雪道を歩き、川を遡上していて身体が疲れきっていた事からここでストップフィッシング。

タフな状況も渓流釣りを満喫

やはり解禁直後は水温も低く、魚の活性は高くは無い。4月頃からが面白くなってくるのでは無いかなと思っている。

今回の釣行ではタフな状況ではあったものの、魚の顔が観れただけでも満足のいく釣行であった。

更には、青空が広がる雪景色という抜群のロケーションでの釣りは感無量であった。禁漁まで何回行けるかわからないが、今シーズンも楽しく安全な釣行が出来たら良いなと思っている。

雪残る解禁直後の渓流ルアー釣りで25cm級ヤマメを手中【鳥取・千代川水系】雪道の歩行は大変だった(提供:TSURINEWSライター・落合浩大)

<落合浩大/TSURINEWSライター>