渓流釣り河川ポイント紹介2024:桂川水系(山梨)当たりなければ川虫採取を

渓流釣り河川ポイント紹介2024:桂川水系(山梨)当たりなければ川虫採取を

3月1日(金)に桂川の桂川漁協管轄(山梨県上野原市~大月市)の渓流釣りが解禁する。桂川本流と支流のポイントを紹介したい。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

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本流

再下流域は桂川大橋で、そこから上流が釣り場。松留発電所下はワカサギやウグイの産卵に合わせて大型魚(サクラマス、イワナ)の遡上がある。ほかの魚も遡上してくるので大型魚だけ狙うのは難しいが、シーズンを通してこだわりの1尾を狙ってみては。

染川支部に向かう橋の手前と、橋を渡った場所は道幅が広く駐車できるうえ川に降りられる。淵が多いので、大型が狙えそう。

さらに車で2~3分で行ける桂川清掃センター手前に階段で下りられる場所がある。瀬や淵があり、広範囲を探れる。

渓流釣り河川ポイント紹介2024:桂川水系(山梨)当たりなければ川虫採取を桂川・猿橋公園(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

小泉オトリ店付近は、上・下流ともいい。猿橋公園はオトリ店前から川に下りて狙う。

高月橋上流も川の近くまで車で行くことができる。淵などが狙いめ。

本流はオトリ店のある場所が車を駐車できて川に近いことが多い。入渓しやすいうえ移動も楽。

支流

大月市部には支流がある。上流域にあるのが笹子川。時には本流からの遡上があるが、エン堤があるのでそこで魚は止まってしまう。笹子川はエン堤が多いので、漁協は笹子駅上流までこまかく放流をしている。

渓流釣り河川ポイント紹介2024:桂川水系(山梨)当たりなければ川虫採取を笹子川(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

川に沿って道路があるため入渓しやすい。駐車できる場所もあるため釣り人は多い。そのため魚はスレているので、川虫で狙いたい。支流の真木川は水質が抜群で魚が美味。車止めから上流はイワナが釣れ、時には尺クラスも顔を出す。

もう1つの支流は葛野川で、中流域にある宮古橋下流のエン堤まで遡上してくる。また上流にある奈良子川(支流)には管理釣り場があるため、ニジマスなどが落ちてくる時は、大型に出会えることもある。

渓流釣り河川ポイント紹介2024:桂川水系(山梨)当たりなければ川虫採取を葛野川(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

最下流に位置する支流が、上野原市を流れる鶴川。八ツ沢橋下の淵で魚は一度止まり、そこから100mくらい上流にある大きなエン堤で完全に止まる。

渓流釣り河川ポイント紹介2024:桂川水系(山梨)当たりなければ川虫採取を鶴川(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

鶴川橋上流は、例年解禁日に成魚放流がおこなわれる。当日放流はこの場所だけで、解禁時間があるので漁協に確認を。昨年の4月下旬に釣行した際は、川虫できれいな魚体のヒレピンヤマメ(最大は23cm)が数釣れたので、魚影は濃いと思う。

芦瀬橋の上・下流は広範囲を探れる。橋のすぐ先に駐車できる。

最上流部の飯尾地区は消防小屋まで放流がおこなわれている。ここから上流は準天然魚となるので、4月下旬からだと思う。

エサはイクラ、ブドウ虫、ミミズなどを用意すればいい。アタリがない時は、川虫を採取して使用する。

竿は支流なら6m前後でいいが、本流は8m前後を用意したい。

<週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年3月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。