年末年始はどう過ごしましたか?釣り三昧でしたか、それはうらやましい限りです。正月休みは家族と旅行とかノンビリとか、これもいいですね。時には、ゆっくり体を休めることも大切ですからね。さてさて、年中釣りに行っている私は、いろいろな経験をしていますので、その中から小ネタを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田中耕二)
釣りに行きたいばかりについたウソの顛末
私のようなサラリーマンにとって平日の釣行は憧れです。空いた釣り場で好きなように釣りがしたいと会社を休んで行くのですが、私の会社だけかもしれませんが「釣りで休む」というと風当たりが強く非難されることもしばしば…。
一方で「明日はゴルフです」と休むと「ええな~頑張ってな」などと励まされます。ゴルフってサラリーマンの世界では市民権を得ていると思いませんか。
なので、「ゴルフに行きます」と言って釣りに行っていたことが若かりし頃はありました。このパターンは、最初はいいのですが、ゴルフに誘われたりするので止めました。
今は、船宿予約を入れているものの、週間天気予報で荒天だと家族には釣りの予定はないよ、ということぐらいかな…。釣りの予定が潰れたから家族と出掛けるのと、もともと家族とお出かけしようと言うのでは、印象って変わりますからね~。
ウソではないが、隠し事
新しい道具を買う。これは、釣人の楽しみの一つですね。でもこれは、嫁さんには理解し難いよう。自分は、アクセサリーを買うのに…。
道具は欲しいが、買ったことを咎められたくないので、釣具の箱やケース、袋は釣具屋で処分してもらっていました。釣竿やリールのみを持ち帰り、何食わぬ顔で所有の道具に紛れ込ませます。木を隠すなら森へ…ですね。
でも、最近は使わなくなった道具をネットに出品するために箱やケースも保管しています。売れたお金で家族と食事にでも行って、気持ち良く(釣りに)行かせてもらえる方がメリットが大きいことに気づきました。
ジンクスを破れ
道具と言えば、ジンクス。新しい道具では釣れないというジンクスをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
私もそういうタイプです。これには根拠があるようにも思います。釣りのジャンルにもよりますが、慣れない道具では掛けられなかったり、ばらしてしまったりが多いですね。やはり使い慣れていないからでしょう。
プロスポーツ選手が道具にこだわるのもその理由でしょう。逆にばっちり自分にあった道具に出会えたら爆釣もあるでしょうから、悩まずに買いましょう。
ジンクスと言えば、タヌキ。道中にタヌキやシカを見ればボーズ(又は爆釣)、というのもよく聞きます。タヌキは減った気がしますが、シカは毎回出会うので、意味ないですね。
ジンクスに左右されない強いメンタルが必要です。私は、動物が大好きなので、ニホンカモシカに出会った時は興奮しました。その時は貧果に終わったので、もう会いたくはないですけど…(笑)。
釣りの道中や帰りも楽しもう
会社を定時であがり、家族と夕食を済ませたらそそくさと道具を積み込み出発。できる限り早く現地入りして、ビールを飲んで寝袋に入る。魚へのアプローチを考え、大物との格闘を想像するうちに微睡へ。ちょ~気持ちいい瞬間です。
爆釣で疲れた帰り道、釣れなくて徒労に終わった帰り道…。お気に入りのグルメを探してみるのもいいです。私はラーメン。最近のお気に入りは、和歌山県新宮市の中華菜菜とり乙さん。なぜか麺を京都から仕入れているらしく、京都人として縁を感じて勝浦方面の帰りには必ず寄ります。
後は、コンビニコーヒーとアイスクリームでカフェインと糖分を摂取して、高速のサービスエリアで仮眠を貪るとき、最高の幸せを感じます。はい、変態かもしれませんね。釣人とはそんなイキモノです。
<田中耕二/TSURINEWSライター>