9月の下旬になっても今だに30℃を越える毎日だがセミの声も聞こえなくなり、イチョウの葉も色付いてきた。いよいよ秋本番、釣りの本格的なシーズンとなる。単独でひたすら釣るのも良いが、たまにはのんびりファミリーフィッシングなんかも面白い。特にこの季節はどんな釣りでも入門しやすく、普段あまり釣りをしない女性や子供でも楽しめる。そこで、この秋おすすめのファミリーフィッシングを3つ取り上げてみたい。今度のお休みの参考にしてもらいたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
おすすめファミリーフィッシング3選
それでは、筆者おすすめのファミリーフィッシングを紹介したいと思う。
ルアーフィッシング
まずは人気のルアーフィッシングだが、これは狙う魚が実に多い。シーバス(スズキ)やブラックバスはお馴染みだが、アジやサバなど誰もが知っている魚までもが対象となる。
魚の型をしたルアーや柔らかい素材のワームなどを生き物のように動かして釣るので、ゲーム感覚で釣りができる。ファミリーフィッシングにはやや敷居が高い感じもするが、慣れて来れば手も汚さず釣りができ、ルアーも色々あるので買い物から楽しめる。
ハゼ釣り
ハゼ釣りは最もファミリーフィッシングに向いている。理由は、遠出しなくても近所の川で十分釣れるからだ。また、難しい仕掛けや道具も必要なく、ホタテや人工のエサでもそれなりに釣れるので虫エサもいらない。
一匹釣れると次々と釣れるし、見た目もかわいいので大人から子供まで好かれる魚だ。また、ハゼは食べても美味しい。釣りたてを天ぷらにするのがおすすめだ。
サビキ釣り
これもファミリーフィッシングにはおすすめだ。理由はとにかくいっぱい釣れるからだ。場所は海釣り公園が安全で好ましい。この釣りの主なターゲットは、アジ、サバ、イワシなのだが、ボラやコノシロ、サッパやメバルなどちょっと変わった魚も釣れるから面白い。
サビキという針が並んで付いた仕掛けを使い、冷凍の小エビを撒いて釣る。コツはいかに魚の群れを足止めできるかだが、これがけっこう難しい。水面に見えていても釣れなかったりするからだ。しかし、釣れ始めると予想以上に釣れてしまうことがあるので、せめて夕飯で食べる分だけ釣っておく方がいい。