ボートで狙うアジサビキ釣り攻略【明石沖】タックル&釣果アップの4つのコツ

ボートで狙うアジサビキ釣り攻略【明石沖】タックル&釣果アップの4つのコツ

アジ(マアジもマルアジも)は、釣り味も食味も抜群で、ご飯のおかずや酒の肴など様々な料理ができます。また、波止などの小アジ釣りは、海釣り入門みたいなものでなじみの深い狙いものです。ここでは、明石沖のボートで狙うアジ釣りで、それも尺サイズが回遊するスリリングなサビキ仕掛けで狙う釣り、その肝となる部分をご紹介します。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)

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丸山明

ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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明石沖のアジ釣りシーズン

明石沖のアジは、マアジにマルアジが対象で、30cmを超える型物の尺アジが5月下旬から明石海峡を越えて播磨灘に群れが入り、11月に南の海に帰ります。

型物のアジは、脂がのってパワフルで、そのスリリングな引きと、地元のおいしさを十分に楽しめる夏秋の釣りです。明石沖の水深80m前後の緩やかなカケアガリの底層をエサを探して回遊して来るアジを待ちます。

瀬戸内海のほとんどは、県条例で船からの撒き餌を用いた釣りは禁止、撒き餌で寄せるのではなく、ポイントで時合いになると強烈なアタリを出すアジを待ち受けます。

ボートで狙うアジサビキ釣り攻略【明石沖】タックル&釣果アップの4つのコツサビキで釣れたアジ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

タックルと仕掛け

尺サイズは、パワフルな引きで弱い口を切り、ハリ外れのリスクがあります。それを防ぐために引きを柔軟に耐え、暴れをいなすことのできる軟調のサオがおすすめです。

硬いサオは不要で胴をしならせる軟調を使い、フルソリッドロッドのような柔軟性は歓迎ものです。

ボートで狙うアジサビキ釣り攻略【明石沖】タックル&釣果アップの4つのコツ竿はしなやかなものがおすすめ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

リールは水深があるので小型電動リールが便利。喰ったら少しの間を手巻きで様子をみて、それからスイッチを入れると最初の引きをカバーできます。

ボートで狙うアジサビキ釣り攻略【明石沖】タックル&釣果アップの4つのコツ小型電動リールが便利(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

細めのラインが好適

急潮の明石海峡の影響を大きく受ける釣り場で、仕掛けを水深80m前後の底層に安定させないと喰いません。

ラインに受ける潮の抵抗で、仕掛けが浮き上がるのを少しでも防ぐために、潮切れの良い細いラインは必須のリグです。PEライン1.2-1.5号を使用します。2号に比較すると25%-40%も細く抵抗軽減は、大きなメリットです。

サビキ仕掛け

サビキ仕掛けで釣りますが、水深80mは太陽光が1%も届かず、晴天でも水中は夕方よりも暗い青と黒の世界です。

そのわずかな光の中、プランクトンや小さな魚やイカ、甲殻類を探して回遊するアジにキラッと光るサビキハリを喰わせます。だから、そのサビキは、キラッと光る夜の街のように派手目系です。

ブライトンとか言われる賑やかなもので、マダイサビキのような地味系ではありません。ハリスは、2-3号あれば十分で、引っ張り合いをすればハリスの前に口が切れます。ただし、愚連隊のような大きなサバが回遊したら話になりません。

ボートで狙うアジサビキ釣り攻略【明石沖】タックル&釣果アップの4つのコツサビキの仕掛け(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

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