予定していたトンジギが、悪天候で出船中止に。急遽、中深海ジギングに切り替えて釣行することに。クロムツ混じりに、本命アカムツをキャッチできた様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中耕二)
悪天候でトンジギが中止
3月25日、当初は三重県志摩の沖でトンジギの予定だったが、悪天候で出船中止…。当日は北西の風が9m/秒と強く、残念ながら船止めとなった。
仕方がないが、これで2週連続の船止めなので、あきらめがつかずに行けそうなところを探す筆者がいる。アングラーなら皆そうではないだろうか?
中深海ジギングへ予定変更
風向きや地形を考えると、志摩より南下した和歌山県南部の方が、北西風に強く出船率は高い。紀伊山脈が高く海沿いまで張り出し、風を遮るのでポイント全体が風裏となるためだ。
いまの時期は、南紀もトンジギ人気で満船となっている船がほとんどだったが、紀伊勝浦町浦神のたいし丸さんで中深海ジギングの空きを発見。
前日19時であったが、飛び入りで予約すると快く承諾いただき、マグロ狙いからアカムツ・クロムツ狙いに180度変更となった。
トンジギも中深海も同じタックル?
実は、トンジギも中深海もロッド、リールは流用できるんです。
筆者は、ロッドとリールは全く同じものを使用していますが、ラインはぐっと細くなります。リールを2台所有する必要はなく、スペアスプールに1.2号を巻いておけばOKです。慣れれば5分もあれば交換できますので、コストを掛けずに釣りの幅が広がるのでオススメですよ。
トンジギのつもりで用意していたので、帰宅後に道具を入れ替えます。過去には、トンジギに近海タックルの道具を持参したこともありました。
急な予定変更の注意点
5時過ぎに準備していると向畑船長がきて挨拶。前日のトンジギはヒット連発で、アカムツポイントでもトンボの回遊は多くあったそう。今日もフォールや回収でヒットするかもと、ドキドキする情報をいただいた。
乗船してタックル準備をすると、ん?中深海用のスプリットリングが…。ない。やってしまった。スプール交換やリーダーやフックはチェックしたのに、接続パーツのチェックをしなかった。痛恨のミスですが、常連さんからお借りして事なきを得た。
釣具以外では、プライヤーやナイフ、クリップは見落としがちですので、ご注意を。