トラウト狙いのルアーフィッシングにおける【釣行費節約テクニック4選】

トラウト狙いのルアーフィッシングにおける【釣行費節約テクニック4選】

釣りには多かれ少なかれ費用がかかります。昨今の物価上昇に増税(怒)の時代に小遣いをやりくりしてアイテムを揃えて、やっとこさ月一で釣りに行けるという方、または特に費用を気にしないという方もいるでしょう。今回は個人的に実行している釣りのコストカットのためのテクニックを紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター小峠龍英)

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小峠龍英

少年時代より雑魚釣りからバスフィッシングなど様々な釣りに親しみ、北海道移住をきっかけにトラウトフィッシングに傾倒。4月から川が凍るまで時間を作っては足繁くフィールドに通っています。

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トラウト ルアー&フライ

ルアーロスト回避のキャスティング

基本的にトラウトルアーの中でもミノーは高額です。ハンドメイドルアーなら尚更で、キャストミスで対岸のボサや枝に引っ掛けてロストするのは財布に痛いのはもちろん、ゴミを残していくことにもなりますので決して気分のいいもではありません。それを回避するためにもキャスティングスキル向上は非常に重要です。

まずは周囲や流れを観察

フィールドに立ち気持ちがはやるのはアングラーなら誰もが同じです。それでもまずは1分、キャスト前に周囲を観察して引っ掛かりやすそうなボサや水中の障害物の有無、底の様子などを観察します。また、もし引っ掛けた際に回収が可能な流速/深さなのかも確認します。

一部の河川では河川改修の際に石を詰め込んだ網目状の袋を底に沈めている場合があり、ボトムトレースしているときにもし引っ掛けたら回収は困難です。あの袋は対岸際にも積まれボサで隠れて見えない事もありますが、しっかり観察することで回避できます。

トラウト狙いのルアーフィッシングにおける【釣行費節約テクニック4選】渓流トラウトゲーム(提供:TSURINEWSライター小峠龍英)

フェザーリング/サミングは確実に

言わずもがな人差し指/親指でのラインコントロールはこの釣りにおいて非常に重要なスキルです。ルアーの着水音を抑えるためだけではなく勢いがつきすぎて対岸に突っ込むのを防ぐためでもあります。

後方重心や重心移動系のルアーは、固定重心の物に比べ勢いがつきやすく距離を稼ぎやすい利点がありますがラインコントロールを誤るとルアーロストに繋がりかねません。固定重心系から後方重心系にルアーチェンジした直後は特に注意が必要です。

ラインシステムを見直す

ラインシステムも見直すことで、ルアーロスト及びライン交換頻度も抑えることができます。筆者の実体験ですがナイロンラインをメインに使っていたころはラインコストが悩みの種でした。一度のライントラブルで交換したばかりの新品ラインを大量に失ったり、日に日に感じる劣化が気になったり、ラインに妥協して交換を怠った日には大物に切られてしまったりと散々でした。

そこで思い切ってPEラインに替えたところ、交換頻度も最低月一回から半年に一回までになり、さらに太いものにすることで不意の大物にも対応できるようになりました。また仮に根掛かりしたとしてもリーダーとの結束がしっかりしていればフックを伸ばすことでルアーを回収することができるので、結果的に根掛かりによるルアーロストの損害軽減はもちろん、交換用ライン代も大きく抑えることができています。

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