トリックサビキでアジ釣り
内港公園の駐車場から釣り場までは歩いて1分。公園内にはトイレや自動販売機があり、家族連れにも安心な釣り場だ。
当日の天候は晴れ。風も穏やかで絶好な釣り日和。4時ごろ到着し、車を停めて準備する。
今回はアジに狙いを絞っていたので、トリックサビキ仕掛けを用意。マルキユーのアミ姫を2個準備して、ひとつはトリックサビキ仕掛けの付けエサ用、もうひとつはマルキユーのアジパワーを混ぜた。アミ姫は常温で保存可能なアミエビなので、溶解の手間なくいつでも使用可能。また、アミエビ特有の臭みがほとんどなく、フルーティーな香りで女性や子どもでも使いやすい。
仕掛けを容器中のアミ姫に前後させ、ハリにアミエビを引っ掛ける。そして、コマセカゴにコマセを詰め込んで開始。
小アジ中心に続々ヒット
最初は海底付近を狙うが、アタリはまったくない。5時を過ぎて周囲が薄明るくなってくると、突然アジがサビキを触る感触が竿先に伝わるタナを見つけた。そのタナを集中的に狙うと、プルプルと明確なアタリ。上がってきたのは、10cm程度のアジ。周囲で楽しんでいる家族連れにも次々とヒットしている。
群れを寄せるためにコマセカゴに多めにコマセを入れてテンポよく繰り返すが、周囲でもアジ狙いが多く、コマセが拡散している様子でヒットする間隔が長い。アジはコマセの濃厚な場所でヒットするので、ガンガン撒くために手返しよく仕掛けを振り込む。
6時ごろになると魚の活性がピークになり、一時は入れ食いに。釣れるタナがひん繁に変わるが、丹念に探ると連続ヒットする。
43尾キープ&唐揚げに舌鼓
時合いは30分程度続いたが、その後はアタリが少なくなってきた。10cm程度のアジが43尾キープできたので8時に納竿。
鮮度よくキープしたアジは南蛮漬や唐揚げにするととても美味しく、海の恵みに感謝。これからの時期はアジやイワシが狙えるので、投げ釣りやサビキ釣りなどで楽しんでみではいかがだろう。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
木更津港