三重県・紀北町引本浦の海上釣り堀・貞丸へ、筆者を含めて釣友7人と行ってきた。今回参加したメンバーは経験豊富、厳しい状況も工夫をこらし釣果を積み上げ、全体としては上々。美味高級魚の楽園での釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
海上釣り堀・貞丸
10月8日、6月に続いて会社の釣り仲間で、三重県・紀北町引本浦の海上釣り堀・貞丸へ今年になって2回目となる釣行に行ってきた。今回は幹事の新岡さん、坂崎さん、名倉さん、柳瀬さん、グエンさん、妻と私の7人での貸し切りだ。
海上釣り掘は手軽に大物が狙える点、初心者にも手軽に取り組める釣りだ。なんといっても魅力は放流されている魚がマダイ、シマアジ、カンパチ、ヒラマサ、ヒラメ、冬場にはブリなどの高級魚であることだろう。
大内山インター付近のえさきち大内山店に午前4時に集合。準備したエサはダンゴの練エサ街道KING、Queen、魚玉、マダイスペシャル、マダイイエロー、エビダンゴの素、シマアジダンゴ。他にキビナゴ、オキアミ、シラサエビ、生きアジ、ウグイ、冷凍ソウダガツオ。
どれが釣れるか分からないため多種を準備するが、団体だとこれらも分割できる。
海上釣り堀は美味高級魚の楽園
イケスに渡してもらい早速準備を始める。あらかじめタックルを準備してきたため、すぐに準備が終わり釣りを開始。乗合は釣り座が固定だが、仲間内なので釣り座に着いても自由で、魚が釣れればそこに人が集まるといった具合で、和気あいあいといった雰囲気で釣りやすかった。
最初はアマエビの黄色漬けから始めたが、かじられるだけ。
最初の1匹目は名倉さんで、何回かすっぽ抜けがあった後にゲットとなった。その後は坂崎さん、新岡さんと1匹ずつキャッチしていったが、バタバタと釣れるのではなく、ポツリポツリといった状況だ。
待望のカンパチキャッチ
まだ放流前だったが、遊泳している青物が目視できたので、少々早いが試しに泳がせ釣りを試してみた。エサはカンパチには比較的に反応が良いウグイだ。投入してから約5分、いきなりウキが海中に消えた。
少々遅れてから大きくアワセを入れると、ハリ掛かりはばっちりだ。「青物です!」とコール。なかなか上がってこないが、魚が弱るのを待ってから魚との間合いを詰めると、やっと魚影が見えた。カンパチだ。タモでキャッチし、この1匹で私としては余裕を持つことができた。
マダイを追釣
他の人も青物狙いに変更し、名倉さんが続いて青物をキャッチ。青物の活性は高いようだ。妻がまだ釣っていなかったのでいろいろとアドバイスをしてみたが、マダイは少々厳しいようだ。
マダイの放流タイムが始まり、ここでダンゴにチェンジして私がマダイを追加。これを機に妻とグエンさん以外は魚をキャッチしていた。