福井県・小浜方面の犬熊港へ、アオリイカ狙いでサーフエギングに行ってきた。当日は良型本命の他に、コウイカもキャッチした釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・大西 實)
アオリイカ狙いサーフエギング釣行
10月に入り、いよいよアユも終盤。最後に行こうか悩んだ末、タイミング良く海釣り仲間からアオリイカが大きくなってきたとの情報。慌てて道具を出して10月3日の午前6時に出発した。行き先は福井県・小浜方面の犬熊港だ。
友人は常神半島へ。国道8号から27号を乗り継ぎ、午前8時30分に到着した。堤防には数人の釣り人を確認。駐車料金を払い、私は隣接の犬熊海岸でサーフエギングだ。
開始早々にチビアオリ
ロッドは8.6ftのエギングロッドにリールは3000DH、エギは2.5号のリアルアジカラーだ。まずは遠投して着底後、3段シャクリ&フォールを繰り返してカケアガリまで探る。しかし反応がない。少しずつ移動しながら探る。
20mほど移動すると、離岸流と潮目を確認。手前のカケアガリの藻に数匹のアオリイカが見えた。すぐにエギを投げ込むと反応してすぐに抱きついてきた。今年初のアオリイカは胴長8cmで、すぐにリリースする。
今度は沖へ遠投。シャクリを入れて待つと、3シャクリ目にラインに違和感があった。軽くアワせると心地良い引き。グーングーンとジェット噴射を味わい無事ゲット。胴長12cmの秋イカだった。
良型本命アオリ登場
同じ所に投げて待つが反応がない。2mぐらいずらして投げ込み、着水後シャクリを入れようと思った瞬間、サオ先が引っ張られ慌ててアワセを入れる。気持ちよくやり取りをして上がって来たのは、胴長21cmの大物だ。
胴長20cmコウイカキャッチ
しかし後が続かず、海岸をウロウロ。真ん中辺りのワンドで同じことを繰り返していた時、藻に引っ掛かってエギをロストしてしまった。コノシロカラーをセットし投げながら移動していると、サオ先に違和感があった。アワせるとあまり引かない。「何かな?」と上げてきたのは、小さなコウイカだ。これもすぐにリリース。
周辺をくまなく探ると、数投目にサオを引っ張る感覚があった。慌ててアワセを入れる。グーンと強い引き。ゆっくり上げてくると、水際近くで真っ黒いスミを吐く。上がってきたのは胴長20cm近いコウイカだった。