もんじゃ焼きでお馴染み、東京下町の月島。ハゼ釣りのポイントとしては近所の佃掘りが有名ですが、月島川もまた雰囲気の良い好ポイント。上げ潮の時間帯を狙って2時間竿を出した釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
月島川のハゼ釣り
隅田川と潮見運河の間を流れる、全長530mのとても短い川(運河)。東京都中央区の勝どきと月島の間を流れていて、ハゼ釣りポイントとしては隅田川近くの勝どき側(南側)が足場のいい好ポイントとなっています。地下鉄大江戸線勝どき駅から近く、コンビニも釣り場のすぐ近くにあるので、ファミリーフィッシングにも最適。
難点は、マハゼの居着いているポイントが大抵やや遠いことと、場所によっては上部に木の枝が覆いかぶさっているので、やや釣りづらい点。ポイント選びは、川だけでなく、頭上の枝にも気をつけましょう。
上げ潮を狙ってハゼ釣行
この日は前日に決まった急きょの平日休だったのですが、当日急きょ家の用事を頼まれてしまったため、午後の「上げ潮の時間帯」を狙って出かけてみることに。目的地は迷った挙句、しばらく行っていない月島川に決定。記録を調べてみたら、前回の釣行は4年前でした。
当日のタックル
月島川は、近所の釣り場・佃掘や京浜運河に比べると、ダボハゼが多く苦戦することが多いのですが、長めの竿で遠めを中心に探ると、大抵どこかにマハゼがたまっています。もちろん、日によってはヘチでも釣れなくはないのですが、のべ竿なら3.6~4.5m、最低でも2.7mの竿がオススメ。筆者はこの日3.6mを選択しました。
潮回りを調べてみると、この日の上げ止まりは15時。家の用事をササっと済ませ、釣り場には何とか12時に到着。勝負は2時間、やって2時間半かな。すぐに支度をして竿を出します。
出だしはダボハゼばかり
袖3号バリに米粒大のホタテをつけてやってみるも、アタリあってもダボハゼばかり。サクラの枝を避けつつ、手前、遠めと広範囲探るも、なかなかマハゼはエサを食ってくれません。シモリウキは横に流れているので潮は動いているはずなんですが……。
探ること実に1時間。正確には数えていませんが、ダボハゼが20匹くらい連発。ダボハゼの猛攻はある程度予想はしていたのですが……これだけ続くと流石に心が折れかけました(汗)。
マハゼのポイント発見
今年の月島川はマハゼいないのかな~、なんて諦めかけていたら、ウキが鋭く動き、アワせるとダボハゼと違う元気な引き!「おっ、これは」と思うと、予想通り、真っ黒ではない、きれいな飴色のマハゼでした。
そして、立て続けに本命ゲット!どうやらこの日は、3.6mの竿で目一杯遠めのポイントにたまっていた模様。ダボハゼも混じるのですが、ようやくマハゼの住処を見つけることができました。
リールタックルも
前回(4年前)もヘチより遠めでマハゼがよく釣れたのですが、この日は更に遠めの印象。一部牡蠣殻らしき根もあるので注意が必要なのですが、リールタックルも有効だと思います(因みに隣の隣でやっていた釣り人はリールタックルでした)。